SEMINAR 説明会情報 INQUERY 資料請求 TEL 電話

「建築に特化した評価制度とは? ~前編~ 」

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

釜鳴(かまなる)です。

 

今回は、「評価制度」についてお伝えしようと思います。

 

私は、職業柄多くの工務店の経営者様と毎日お話させて頂いておりますが、

「評価制度」をしっかりと運用できている会社様とは滅多に出会えません。。。。

 

 

なぜか?

 

 

やはり、この建設業の評価制度を作るのは難しい!

というのが一番の理由に挙げられると思います。

 

 

結果的には、

 

◆社長のさじ加減での評価

◆頑張っている社員とそうでない社員との評価が微差

 

であるケースなどが、ほとんどです。

 

 

しかし、それでは優秀な社員や前向きに頑張りたい社員ほど、辞めてしまう可能性があります。

 

では逆に、評価制度があるとどのようなメリットがあるのでしょうか?

たくさんありますが、4つ挙げさせて頂きます。

 

 

 

メリット① 達成意欲の向上

 

頑張っている社員の目線としては、自身の頑張りを正当に評価してくれて嬉しい。

次もさらに頑張ろうという意欲を掻き立てることができます。

 

これは、とてもシンプルですが大事な部分です。

 

 

 

メリット② 経営者が求めている成果(能力)と従業員の目標の一致

 

経営者と従業員の考えは、真逆であることが多くあります。

 

 

・経営者は、一生懸命働いて欲しい。そして、成果(能力)相応の給料を払いたい。

 

・従業員は、できるだけラクして、たくさんの給料が欲しい。

 

 

どうでしょうか?

このままではお互いに平行線ですよね?

 

そこで、その架け橋になってくれるのが「評価制度」です。

 

 

経営者側が提示してあげないといけない事は、

 

・どのような働き方をして、

・どのような成果を出し、

・どのような能力を付けることができれば、

 

500万(もしくは、600万、700万・・・)の年収を払う。

という指標を提示してあげることです。

 

 

従業員の目線でいえば、その基準があれば、そこに向かって頑張ることができます。

 

頑張った結果のご褒美を見せずに、

ただ闇雲に「おぃ、毎日一生懸命頑張れ!」と言われても、頑張る気力はみなぎってきません。

 

 

 

メリット③ 優秀な人材の「採用」と「定着」

 

優秀な人材の退職理由の上位に挙がるのが、「正当な評価をしてくれないから」です。

 

想像してみてください。

 

毎日一生懸命頑張って、成果も残している社員の横で、

いつもサボっていて、ミスばかりする同期の社員との給料が同じ現状。。。

 

当然、やる気がなくなってしまい、バカバカしく感じてしまうと思います。

 

結果、退職してしまう。

 

 

という事は、明確な昇給・昇格の基準や、評価制度を作った状態で、

 

優秀な人材と面接できるチャンスがあれば、

 

「この会社は良い!この会社で存分に頑張りたい!」と思ってくれるハズです。

 

 

冒頭にお伝えしたように、この建設業界では明確な評価制度がない会社がほとんどです。

 

逆に言えば、小規模企業者にも関わらず、明確な基準を設けることができれば、

優秀な人材の「採用」と「定着」の面で独り勝ちすることも可能になるでしょう。

 

 

 

メリット④ 従業員と管理職の両方が育つ

 

私たちは、従業員をただ評価することはオススメしておりません。

学校の通知簿のように、半年間の頑張りの結果をただ伝えるだけ。

 

それだけでは、評価制度の運用効果は出ないと考えております。

 

 

大事なことは、評価制度を「教育」の場面で活用する事です。

 

 

管理職が従業員に対して、

もう少し頑張るように背中を押すツールに使って欲しいと考えています。

 

ただ頑張れ!というのではなく、

「この1カ月で〇〇ができるようになったら、評価のランクがBランクからAランクに上がるぞ!

 もしAランクになれば、来期の昇給が2000円、ボーナスが3万円も変わるぞ!」

 

と、より具体的に部下の背中を押すことが可能になります。

  

 

また、管理職が育っていない。。。育たない。。。

と頭を抱えている経営者さまも多いハズです。

 

プレーイングマネジャーという名の、ほぼプレーヤーのままで放置するのではなく、

管理職も狙って育てていかなくてはなりません。

 

 

そのためには、管理職は部下と面談し、評価をする立場に半強制的にするのも1つのやり方です。

 

評価をしないといけない環境に追い込むと、

部下の働きを意識的に見たり、教育に携わる時間も自然と増えるので、

結果として「管理職」として育っていくことになります。

 

 

 

いかがでしょうか?

「評価制度」を用意することのメリットを4つ挙げさせて頂きました。

 

 

必要性は感じているが、建設業にフィットするモノが見当たらない。など、

気になる方は、私たちにご相談いただければ幸いです。

 

 

ちなみに、本日は評価制度の具体的な中身については、触れておりません。

 

そのため、成果を追い求めてくれるのは嬉しいけど、

会社に対する愛社心が全くなく、ただ売ればいい。など成果だけを求める人材になるのでは?

と心配されるかもしれません。

 

しかし、そこはご安心ください!

 

・どんな人材に育って欲しいのか、

・どんな意識で働いて欲しいのか、

そこの社長の想いを評価制度に組み込むだけで、さきほどの心配は解消されます。

 

 

その具体的な内容については、コチラからご覧ください!

↓↓↓↓↓↓↓↓

 

  

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

釜鳴 伸二(かまなるしんじ)

 

一覧へ戻る