テクニックは本質の上に乗せる
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
ラストコンパスに新しい人材が入って3カ月が経ちました。
それぞれがメキメキと力をつけてくれているのですが、ここで更に力をつけてもらうために今行っているのが、DM作成です。
DM作成は文章で伝える能力を開発するにはとてもいい課題です。
DM作成は住宅におけるチラシ作成とほぼ同意義ですので、加盟店様のサポートにももちろん役に立つことです。
だからこそ、手加減なしに、厳しくチェックします。
「手加減なしに」というと、それがどういう事かと言いますと、
「カタチだけのものを作らない」という事です。
DMもチラシもそうなのですが、カタチ(デザイン)から入ってしまう方がいます。
これは私の経験上、大体失敗することが多いです。
その失敗理由として、
カタチ(デザイン)から入ると、本来伝えないといけないことが、掲載スペースが要因で入らなかったり、伝わらないものになってしまうからです。
次に、テクニック・手法も注意が必要です。
DMやチラシを作成することにおいて、色々なテクニック・手法があります。
例えば、
メリット、ベネフィット、デメリット、フィルタリング、比較、限定性、保証、定量化、オファー、権威性、・・・など
市場に出ている書籍に上記のような内容をテクニック・手法として紹介しているものは沢山あります。
なので、勉強している人ほど、陥る落とし穴が、
テクニック・手法の乱用です。
学んだ知識を使用すること自体は何も悪いことではないのですが、
このテクニック・手法を使ってDM・チラシを作るぞ!となると、これまた、大体失敗します。
これはカタチ(デザイン)から作成する時の失敗と同じで、やはり伝えたいことが伝わらず、
結果、読み手にとって混乱を招くような内容になることがあります。
では、何から始めればいいのか?
それは、「ペルソナ」です。
まずは、DMやチラシを作成する上で、どんな相手に読んで欲しいのか?
これを非常に細かく考えていきます。
住宅のチラシでいえば、お客様の家族構成はもちろんのこと、休日の過ごし方、趣味、働いている職業、よく読む雑誌、乗っている車など、
その人となりが見えてくるまで、深堀していきます。
それが決まったら、今度は、その人が抱えている課題や、その人が叶えたい希望を考えていきます。
それを、出していけば、ようやく、DM・チラシ作成にかかります。
課題と希望から導き出される、キャッチコピーを作成し、解決策や魅力提示を考えていきます。
その時はまだ、デザインのデの字もない、文章だけのものです。
それら全ての要素、つまり、一番重要な、
「相手に伝えたいこと」
が固まってようやく、テクニック・手法・デザインの出番です。
どうすれば、読み手にそれがわかりやすく伝わるのか?
これを表現するためにテクニック・手法・デザインを使用していきます。
それで皆様がイメージするチラシが完成していきます。
非常に簡単にお伝えして参りましたが、実際にやってみると、
めちゃくちゃ難しいです。
ラストコンパスでは、チラシの作成代行サービスもご用意しております。
ご興味のある方は、いつでもお問合せ下さい。
それでは。
秋岡