効率化をしても生産性は変わらない。

大久保です。
さて、本日は
仕事の効率化の話を久しぶりにしたいと思うのですが、
社内では私のことを効率化のことばかり言う
口うるさいおじさんと思っている人も多いと思います。
前のブログでも書いたように、
効率化とは、効率化で時間を余らせる→余った時間で更に仕事を早くする仕組みを作る
というスパイラル的に早くなっていくことが醍醐味と述べました。
そして個人的には、
今の時代は「忙しい」という事象は実力次第で全て解決できるようになったと思います。
なぜならAIという名のドラえもんがいるからです。
しかし、効率化の抑えないといけない性質は
悲しいかな効率化は生産性と相関性は思ったよりないということです。
実際に因果関係を調査したところ、
ソローのパラドックスという言葉が見つかりましたので少し共有します。
ソローのパラドックスとは、IT(コンピューター)にどれだけお金をかけても、
国全体の生産性の数字が上がってこないという現象のことのようです。
「生産性のパラドックス」とも呼ばれます。
100年以上前、
工場の動力が蒸気から電気に変わったときの話です。
多くの工場は、巨大な蒸気機関を巨大なモーター1台に置き換えました。
最新の技術を入れたわけですから、
当然、生産性は上がると思いますよね?
ですが、ほとんど上がりませんでした。
機械の配置も、仕事の流れも、蒸気機関の時代のままだったからです。
こういったことが現代にも起きています。
例えば、ある会社が業務システムを入れて、
1日2時間かかっていた事務作業が
30分で終わるようになったとします。
1人あたり1日1時間半の余白。
10人いれば、毎日15時間分の余白が生まれた計算です。
社長は期待します。
「これで営業に時間を回せる」と。
ですが1年経っても売上は変わりません。
浮いた1時間半がどこに行ったかというと、
定時に帰れるようになっただけでした。
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
ですが会社の数字から見れば、
システムの費用だけが増えたことになります。
ツールは、あくまで単体のスピードを上げるだけであり、
その空いた時間で”何をするか”が肝心だと思います。
私の場合、効率化をする目的は、
昔思っていた、
あんなこといいな。出来たらいいな。
という当時技術がなく実現不可能だった無限に想像した企画案を
AIで伏線回収している最中で、やりたいことが多すぎるので、
色々な日々の業務は出来る限り効率化しておきたいのです。
実際システムだけならWEBの全改修・リデザインを含め
6ヵ月で50システムは少なくとも作成しましたが、
少し気になって先日、1ヵ月のAI使用時間が気になってAIに聞いたら、
どうやら月間で仕事に166時間使っていたことが判明しました。。
子供におもちゃを持たせたような感覚ですね。。
まあ色々と述べてきましたが、
効率化の矛先をどこに向けるか?
それらが定まらない場合、効率化が如何に無駄か。という
ことは意外に気付かない盲点です。
もし社内で効率化を考えるのならば、
その矛先をしっかり見据えるべきかと思いましたので
今回は私のブログで触れさせていただきました。
では。