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「安くなった」に注意!工事単価に潜む落とし穴

 

こんにちは。
ラストコンパスの冨田です。

 

最近、スーパーで買い物をしていると、
「あ、また値上がりしているなぁ」と感じることが
すっかり当たり前になってきました。

 

例えば、コメ不足など需給バランスが崩れて、
一時的に価格が高くなるようなケースは、
理由がはっきりしている分

「今の時期は仕方ないか、、、」と、

ある程度割り切れる部分もあります。

 

ですが、価格は据え置きのままパッケージが少し小さくなり、
中身の容量だけが減っている商品を見つけると、
「なんだかなぁ」とモヤモヤした気持ちになります。。

 

いわゆる「ステルス値上げ」と呼ばれるものですが、
これは建築業界でも昔からよく見られる光景です。

 

建築業界における「ステルス値上げ」

 

例えば、住宅の販売において
「延床面積を少し小さくして見かけの総額(本体価格)を抑える」
という手法があります。

 

坪単価で換算すると実は割高になっているのですが、
お客様の予算内に収めるための提案としては真っ当ですし、
販促で「〇〇万円で建つ家」と見せる際の常套手段でもあります。

 

お客様の予算にあわせた工夫であれば何の問題もありませんが、
ここで本当に気をつけなければならないのは、業者さんからの、
「工事単価におけるステルス値上げ」です。

 

工事単価に潜む「見えにくい上乗せ」

 

特に注意したいのが、
基礎工事や電気工事、給排水工事といった、
項目が多岐にわたる工事です。

 

協力業者さんや問屋さんと価格確認をした際、
特定の一部の主要単価が下がったのを見て
「よし、安くなった」と安心してしまう。

 

しかし、見積書の他の項目をよくよく紐解いてみると、
別の細かな部材や施工単価が引き上げられていたり、
「現場管理費」や「諸経費」といった項目に金額が上乗せされていて、
最終的な工事総額で見ると結局高くなっていた、、、
というケースは決して珍しくありません。

 

もちろん、これは業者さん側にとっても、
激しい資材高騰の中で自社の利益を守るための
必死の企業努力や工夫でもあります。

決して悪意から生まれているものではありません。

 

ただ、受ける側の工務店として一番危険なのは、
目立つ一部の単価(表の数字)だけを見て「安くなった」と錯覚し、
トータルの上乗せや条件変更に気づかないまま、発注を続けてしまうことです。

 

一部の数字に惑わされず「全体条件」で取り決める

 

ですので、単価の「点」だけを切り取って判断するのではなく、、

・どの項目に、どういう理由でその金額が乗っているのか
・諸経費の扱いや施工範囲の条件はどうなっているか

といった全体像(面)を正しく把握した上で、
お互いが納得できる「取り決め」を交わしていくことが重要です。

 

目に見える一部の数字だけに一喜一憂するのではなく、
細かな条件まで含めた「正しい物差し」を持って、
パートナーである業者さんと対等に向き合う。

 

そして、一見安くなったように見える見積書に
遭遇したときこそ、一度立ち止まって、
その「中身」を丁寧に見つめ直していきたいですね。

 

PS

資材高止まり時代だからこそ、、

・便乗値上げの見極め方
・根拠をもって業者さんと交渉をする方法
・職人単価を上げ、原価を下げる方法

を一緒に学び、取り組んでいきませんか?

 

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