考えることをやめない「油断大敵」

皆様、こんにちは。
ラストコンパスの徳田です。
今回でブログを書くのは3度目になりますが、そろそろ業務にも慣れてきたころかなと感じております。
しかし油断大敵ということわざもあるように、業務に慣れ効率よく作業もできるようになったときが一番ミスをする可能性が高い期間でもありますので
より気を引き締めて取り組んでいきたいですね。
とはいえ、油断大敵と言いましたが人はなぜ油断してしまうのでしょうか。
気になったのでAI大先生に質問してみました。
AIによると、油断という言葉の語源は読んで字のごとく「油を断つこと」を意味しており、灯火に油を絶やさないように気を抜かないことの戒めを意味していました。
つまり油断するというのは油を断って灯りを消してしまう=気を抜いていること、不注意を意味するような言葉になったわけですね。
ではなぜ油断大敵という教えがありながら人間は油断してしまうのでしょうか。
AIの返答としては大きく3つの要因が返ってきました。
①心理的要因:
・慢心・過信: 「これくらいできる」「何度も経験済み」という「大丈夫」という気持ちや、「正しい」という思い込み。
・思い込み: 過去の経験や先入観で「今回もこうだろう」と決めつけ、変化を見落とす(ヒューマンエラーの要因)。
・緊張の緩和・リラックス: 緊張感が解けた状態(覚醒水準の低下)で注意が散漫になる。
・他のことに気を取られる: 作業中に別のことを考えていると、本来の注意がそれる。
②身体的・生理的要因:
・疲労・ストレス: 疲労やストレスは集中力や注意力を低下させる。
・集中力の低下: 長時間の作業や単調な作業の繰り返しで集中力が削がれる。
・体調: 体温の低下などで眠気を感じ、注意力が低下する。
③環境的・状況的要因:
・作業環境: 騒音や視覚的な妨げが集中を妨げる。
・手順の複雑さ・設計ミス: 手順が複雑すぎたり、設計が不適切だとミスが起きやすい。
・情報共有不足: コミュニケーション不足や情報共有の不足。
こうしてみてみると、①に関しては自身の意識の改革、客観的な視座を持つ。②に関しては自身の習慣の見直し。③に関してはより周囲とコミュニケーションを取っていくことが大切そうですね。
このように、物事には原因があり、それを理解すれば自分が意識しなければならないことや対策というものが見つかります。
今回は例として「油断」を上げましたが、住宅業界ではどうでしょうか。
例えば、建築原価の高騰について「物価高だからしかたない」、「みんな上がっているから」と、原因を考えることをやめてしまっては
次にウッドショックのような大きな出来事が起こってしまっても対応できません。
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それでは。
徳田