理想と現実
いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。
私事ですが今、長女が大学受験で本命の国公立大学の前期日程試験を残すのみになりました。
長女は地元志向の為、地元にある国公立大学と私立大学を受験しております。
理想は第1志望の国公立大学に合格する事と彼女は動いております。
親としては理想と現実が同じになる事を願って、第1希望の国公立大学の2月25日の前期日程試験、3月9日の合格発表まで落ち着かない日々を過ごしそうです。
そんな娘の受験真っ只中の2月ですが2月はほぼ毎週チームビルディングを実施する為にあちこちの工務店様にお伺いしております。
チームビルディングの詳細は私が以前ブログで記載した下記をご覧下さい。
『チームビルディングと営業ミーティング』 | 株式会社LAST COMPASS
チームビルディングの要望が非常に多くなっているのは、経営者の『理想と現実』を同じにしたい方が増えているからです。
経営者の『理想と現実』とスタッフの『理想と現実』はギャップがあります。
先日もチームビルディングをさせて頂いていた中でギャップだなという事がありました。
その会社の経営者は会社を良くする為(スタッフの為)に複数のコンサル会社とお付き合いをしております。短期的というよりも中期的、長期的経営を見据えて複数のコンサル会社とお付き合いをしております。
ただ、社員の方々は複数のコンサル会社とお付き合いをしても会議の時間が長くなる、方向性がバラバラで統一がない(コンサル会社を庇うわけでないですが会社を良くしていこうという方向性は一緒だと思いますが。。。)複数のコンサル会社に使う費用があれば、販管費などにまわしてほしい、自分たちの給与、賞与にまわしてほしいという意見が出ました。
その会社の経営者もコンサル会社もスタッフの方々になぜこれをするのか?これをする先に何があるのかなどを具体的にスタッフに伝えきれていない事もあるかもしれません。
スタッフも最初から抵抗がありながら学んでいるのかもしれません。
立場によって思う事は違います。
経営者の『理想と現実』とスタッフの『理想と現実』はギャップがあります。
だからこそ経営者の『理想と現実』とスタッフの『理想と現実』を埋めていかなければいけません。
その埋める為の手段の1つとしてチームビルディングが存在します。
他のコンサルでも実践した事あるよという声も聞きます。
私が聞いた他のコンサルは今まで全て経営者がその場に同席して運営をしております。
私達は経営者がいない状況化で運営をしております。
なぜ?
経営者がいてスタッフの本音が出ますか?
経営者がいてスタッフの本音が出やすいですか?
家族経営工務店から地域のビルダーまで様々な規模の会社でチームビルディングを開催させて頂いておりますが、スタッフの方々の本音は経営者が思っている事とは違います。
そのギャップを埋めるような社内体制づくりが今年は必須かと思われます。
なぜなら2024年4月1日から建設業でも時間外労働に対する罰則付きの上限規制が開始されます。月45時間以内、年360時間以内という36協定の上限規制に違反した場合他業種と同様に罰則が科せられるからです。
その為には
残業時間の管理体制を整える。
業務の無駄を省いて効率化させる。
などなどすべき事がたくさんあります。
建設業は法改正適用に5年間の猶予がありましたので、来年以降はかなりチェックが入る事が予測されます。
社内整備をしないと人の採用もできません。
社内整備をしないと人が離職していきます。
社内整備をしないと成長していきません。
ぜひ社内整備の一環としてチームビルディングなどの実施をして
経営者の『理想と現実』を同じにして下さい。
これからは社内整備ができない、できていない会社が間違いなく(スタッフからも)淘汰されます。
スタッフは働きやすく、待遇良ければ簡単に他に移る現実を多くみてきました。
ただ、今が変革のチャンスです。
ついていけない経営者(会社)が多くいるのも現実です。
だから社内整備を早急にすると会社が成長するチャンスなのです。