「危機管理能力」
いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。
前回のブログでも記載しましたがウッドショック影響が拡大してますね。。。
今まで
供給もルートもウチは大丈夫。
価格も何も言われていないからウチは大丈夫
日頃のお付き合いが良いのでウチは大丈夫
と先月中旬までは上記のような事を言っている経営者
が
先月下旬から
今までの供給ルートから供給を確保するために決まれば早めに言って下さいと言われた。。
価格は3カ月に1回見直しをすることになった。。
日頃のお付き合いが良くても今回は難しいね。。1年後には倍ぐらいに上昇するかもと言われた。。
と数週間で皆様言っていた事が大きく変化してきてます。
という事はそれだけ影響の情報が錯綜している、スピードが速くなっているのだと思います。
ちなみに先月中旬にウッドショックについて私が掲載したブログです
https://lastcompass.co.jp/news/15067
業界の動きとして4月にはケイアイスター不動産、オープンハウス、三栄建築設計の3社で一般社団法人日本木造分譲住宅協会を設立して1万棟以上の木材を確保するなど対応されております。
これは結構皆様ご存じないので見ておいた方が良いと思います。
今月からは木材を供給するための会員も募集開始しました
有事の状況だからこそ
「原則を原則通りに運用する。原価を低減するとともに、費用を減らす。それを毎日やる」
この言葉はトヨタ自動車の役員の方がリーマン・ショックの後に急回復できた理由で述べた言葉です。
調べるとリーマン・ショックの時赤字が4600億という大きな赤字になりました。
先月決算発表では前年比10.3%増の2兆2452億円と増益を発表されてました。
減収増益という決算発表をされてましたね。
コロナ禍で日産など同じ業界の会社が厳しい状況の中凄いと思います。
私が何度もトヨタの話を出すのは地元の愛知県に私が住んでいるという事だけでなく、学ぶべき事が多いからです。
リーマン・ショックの時のような大幅な赤字になった反省を生かして、更に柔軟かつスピード対応できる組織になっていったのがトヨタ自動車の強みかと思います。
今回のブログのタイトルでもある
「危機管理能力」が上がったという事が結果に繋がっているのだと思います。
私が一番思うのはトヨタ自動車のトップである豊田章夫氏の危機意識が全てだと思います。
あれだけ過去最高の業績を上げている時に100年に1度の変革期と言い続け社員に対して変わらなければいけないと言い続けてきた事が全てかと
平時ではなく有事の時に危機管理能力の結果が出ると言われておりますがまさにそのとおりだと思います。
業界は違えども世界トップの企業から学ぶ事ばかり、特に危機管理能力は大切だと有事の今改めて思います。
コロナ禍、ウッドショックの状況の有事の今だからこそ工務店が先を見据えてすべき事を私達は皆様にお伝えさせて頂いてます。
まずは早急なコストの見直し。材木が上がればその分どこかで補填をしなければなりません。しなければ販売価格を上げるのか利益を下げるのかしかありません。
成長工務店でそのような対応している会社はありません。
あとはアフターコロナに備えて組織再構築や社内整備をしていく事です。
コストにご興味のある方は下記をご覧ください
実践した方全てコスト削減ができている方法がわかります
https://lastcompass.co.jp/news/15083
組織再構築や社内整備にご興味のある方は下記をご覧ください
コロナ禍でも全社員戦力化で増収増益できる方法がわかります
https://lastcompass.co.jp/news/14906
それでは