『ウッドショックから学ぶ事』
いつもありがとうございます。
ラスト・コンパスの堀です。
コロナ禍の状況で混沌としている中、ウッドショック。。。
私達は上は北海道、下は沖縄までお陰様で様々な規模の工務店様とお付き合いさせて頂いております。
以前から言われておりましたがウッドショックの影響が大きくなってきたのか、最近他の状況はどう?という事が聞かれる事が多くなりました。
材木が高騰していて10%上がった、23%原価が上がったよ
2×4から在来にかえた、納期遅延、新規受付ストップという声が聞こえる一方で安定共有されてますという声も実は聞こえてます。
同じような規模で事業展開していても聞こえてきている声は違っていたりしてます。
今から10年前の震災の時にも資材が入ってこないという現象がありました
その時も今と同じように納期が不明、納期遅延という声が聞こえてきた一方で安定共有されたという声も実は聞こえてきました。
この差は何か?
同じ規模、同じ都道府県でも差はあります
震災の時にある方が私に言った一言がウッドショックの今思い出されます。
何かというと
『安定共有できない時はどのように順番をつけているのですか?』
と私が聞きましたら
『取引量ではなく日頃の態度、応援したくなるかどうか』
ようは好き、嫌いです(笑)
全ての方々に聞いたわけではなく私の知っている方に聞いたので全部が同じ答えではないという事をご認識下さい。
ただ有事の時こそその工務店の本質がみえると言っていました
日頃は安いものがあれば都度交渉してきて、いざ流通が限られた状態になった場合にすぐ確保しろというような事を言ってくるような工務店は後回しと当時お聞きしました。
もし都度交渉されている方がこれを読まれていたらお気をつけ下さいというか見直した方が良いですよ
実は来週にそのような内容の「コストコントロール」についての特別なセミナーを開催させて頂きますのでウッドショックの今こそご参加下さい。
2時間ZOOMで学べるコストコントロールです。
案内しておきながら参加制限があります。
年間新築5棟以上の工務店様になってしまいますのでご了承下さい。
https://lastcompass.co.jp/news/14504
あとウッドショックに伴うお施主様対応は合意書にて工事の変更・追加、工期の変更、請負代金の変更という内容を頂いている工務店様が多いです。
いつまで続くと思う?と聞かれますが暫く続くと思います。
先日あるビルダー経営者と話す機会があったのですが少ししたら回復するよとおっしゃっておりましたが、色々な情報からお伝えすると私は暫く続くと思いますとお答えしております。
続くなら対策は?とも聞かれますので私がお答えしている事を最後に述べたいと思います。
対策は2つ
1つは販売単価を上げる事
2つは原価を見直す事
これしかありません!
私が好きな経営者の一人にアメーバ経営、京セラの創業者稲盛和夫氏がおります。
色々な事を学ばせて頂いておりますが不況に対する対策を5つ述べてらっしゃいますのでご紹介させて頂きます。
対策1 新製品開発に全力を尽くす
対策2 高い生産性を維持する
対策3 全員で営業する
対策4 良好な人間関係を築く
対策5 原価を徹底的に引き下げる
という事を述べてます。
そこの中に
『原価を徹底的に引き下げる』
とあります。経営のプロ中のプロの稲盛和夫氏が言ってます。私ではないですよw
5月12日にトヨタ自動車が決算発表しましたね。
『減収増益』
という言葉が出てましたよね。
経営は増収増益で成長させていくのは間違いないですが、不況や有事の時は減収増益でも間違いないと思います。
特にウッドショックの今私は5棟以上の工務店様にはまずはこれを聞いて下さいと伝えてます
https://lastcompass.co.jp/news/14504
今まで全くコストコントロールなんて興味ない、したくないと言っていた方々が聞かれます。
トヨタ自動車がなぜ?コロナ禍の状況でも減収増益になったのかを考えて頂くと答えは1つ。
原価管理を徹底した
ウッドショックから学ぶ事は先ほども述べました
販売価格を上げるキッカケ
原価を見直すキッカケ
ウッドショックはこの2つのキッカケを工務店の皆様にもたらすと前向きに考えて頂ければと思います。
素直に取り組むのと取り組まないのとでは1年後に結果は大きく変わると思います。
トヨタ自動車のように
弊社後藤が下記ブログで述べていた方々はコストコントロールの仕方を実践して1年経過していない方々が参加しました
https://lastcompass.co.jp/news/15017
皆さま数カ月で結果は変わっております。
1年後だと大きく変わります
5年後だともっと大きく変わります。
コストコントロールは微差が大差を生む事になります。