『変化をする』
いつもありがとうございます。
ラスト・コンパスの堀です。
2020年もあと1ヶ月弱で終えようとしております。
まだ2020年は終わっておりませんが少しふりかえるとコロナの影響で多くの事が変化をしてきた年だと思います。
工務店にとっての変化とは何かを考えた時に多くの事がありますが、工務店経営にとって変化をもたらす事は3つあるのではないかと思います。
1つは新たな住宅を提供すること
今までと同じ住宅を提供していく事はとても大切な事だと思います。
しかし時代は変化していきお客様の価値観も変化していきます。
その価値観も日本の状況によって左右されます。
例えばコロナ前だとCMで大きい家に住みましょうと某メーカーがCMを流しておりましたがコロナ禍の状況は家をムダに大きくしないお客様が非常に増えてます。
理由はムダな費用がかかるからです。将来に対する金銭的な不安が大きくなっているからです。
そのような状況を踏まえて新たな価値観を持ったお客様との出会いを生み出すのは新たな住宅を提供していく事が近道です。
私達は「シンプルノート」https://simple-note.jp/
という新たな価値観の住宅プロジェクトを提供させて頂いておりますが加盟された工務店様から新たな価値観を持ったお客様と出会えた。
今まででは出会えなかったお客様と出会えたという報告が非常に増えております。
私が担当させて頂いている工務店様に輸入住宅を展開している工務店様があります。輸入住宅は素晴らしいですが非常にニッチな市場です。全く真逆の価値観のシンプルノートを投下する事によって今まで出会えなかった多くのお客様と出会えて業績も好調です。
提供する住宅によって出会えるお客様は変化します。
【新たな住宅提供は新たなお客様との出会いを作り出す変化を生み出す】
2つ目は新たな人材を採用する
新卒、中途で新たな人材を採用する。
私が担当させて頂いている工務店様が今年の4月に即戦力の現場監督を中途で採用しました。採用した事によって今までの社内にはない情報をもたらしてくれているとその工務店経営者は言っていました。具体的にお聞きするとコスト削減の方法、工程管理など即実践できる内容をもたらしてくれて利益率が上がっただけでなく、いかに遅延、クレームがでないようにするか具体的な内容など今まで自社がしたかった事、しようとしていた事が即戦力社員が入社した事によって即達成する事ができたと言っておりました。ヘットハンティング会社を活用されましたが支払った金額以上は即回収できたと喜んで頂きました。
新卒採用をされている会社様は平均年齢が若くなり活気がでる、新しい文化考え方もみにつく、先輩社員が育つ、給与体系、事業計画、ビジョンなどが変化していきます。
【新たな採用は鈍化している社内に新しい情報などをもたらして社内に変化を生み出す】
3つ目は工務店専用の評価制度を作成する
お会いする工務店様で工務店専用の評価制度を作成して運用している工務店が非常に少ないと感じます。
優秀な人材は評価をもとめます。
という事は工務店専用の評価制度がないと優秀な人材が退社する可能性が高くなります。優秀な人材を採用したいと思っていても正当な評価制度がないと入社してくれません。
良くある社労士さんの評価制度でなく工務店専用の評価制度を作成する事は、工務店が求める理想の人材を示し、成果に結びつけ、経営陣と従業員の目的を一致させる事に繋がります。
あと評価制度は査定ツールと思っている方が多いですが、評価制度は教育ツールです。
詳細はまたお伝え致しますが2つ目、3つ目の事を私達はポテンシャルというプロジェクトにて提供させて頂いております。https://lastcompass.co.jp/consulting/potential
【工務店専用の評価制度は、なってほしい人物を指し示し、採用、教育など人に変化を生み出す】
3つお伝えさせて頂きましたが、変化をする事が更なる工務店の成長、発展につながる事は間違いないです。
先日トヨタ自動車が中間連結決算を発表しておりました。
日産などが他社競合が赤字の状況の中、黒字でコロナ禍ですが想定を上回るペースで回復が進んでいると発表しておりました。
それも『変化をする』トヨタ自動車だからだと思いました。
トヨタ自動車は来年春から定期昇給制度を導入して意欲があり努力している有能な社員に昇給額を上乗せするという事をしていくとの事です。
提供している車もいつかはクラウンのキャッチコピーでおなじみのクラウンがセダンタイプの生産販売終了も検討しているという情報が入ってきました。
改めて勝ち続けることは『変化をする』事だとトヨタ自動車の戦略と結果で感じました。
私自身もまずは変化をするために来週からファスティングを致します(笑)
また結果は機会があればお伝え致します。それではまた