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「やらない病」・「続かない病」の治し方

こんにちは。
11月に入り、いよいよ寒くなってきましたね。
少し前まではまだまだ残暑を感じる日が多かったのに、
あっという間の冬到来となりそうです。

毎年思うことですが、四季と言いながらも、
日本には夏と冬しかないのではないかと感じます。
急な気温の変化、皆様もくれぐれもお体にお気を付けください。

毎年寒くなってくると
私の習慣にひとつ加わるものがあります。


それは、
「長時間による風呂に入りながらの読書」です。


夏でも行うのですが、冬は特に拍車がかかり、
ときには1時間以上になり全身がシワシワになることも。

冷えた体をゆっくりと温めながら、好きな本を読む。
心も体もリラックスできて、趣味に没頭しながらも知識が手に入る。
一石二鳥にも三鳥にもなりますね。

元々、常に本を持ち歩かなければ落ち着かないほど本が好きな私にとっては、
幸せなひと時となっています。
読書好きの方には特におすすめです。


ただし、リラックスしすぎて眠くなってしまい、
「ちゃぽん」という音で目が覚めることがたまにあります。


そうなった場合には、
干してみたりドライヤーを使ってみたり色々試しましたが、
買いなおすしか手はありませんでした涙



さて、本題に入ります。


読書と言えば、思い出すことがあります。
当社で行っている人材育成のための研修
「NEXTリーダーズキャンプ」において、
営業力の強化に読書の習慣を作ることをおすすめしたことがあります。


読書をすることで、
知識を得るだけでなく、
文章の構成、語彙、言い回しなど
営業に不可欠な要素を学ぶことができます。


もし読書の習慣を持っていない人がいたら
まずは好きなテーマや読みやすい本を読んでみると良いですよと
伝えました。

私としては、特別なことではなく、
一般的なことを伝えたつもりでしたが、
受講後のアンケートでは、
「読書の習慣を作ります」というコメントが最も多かったように感じます。

それだけ読書する人が減ってきているということでしょうか。

上記のコメントを頂いた方々は、
いまごろ読書の習慣が身についていると嬉しいです。

しかし、冷静かつ現実的な視点で見ると、
おそらく多くの方は、
一度本を読んではみたけどいつの間にかまた読まなくなってしまった、、、
となってしまっているのではないかと感じます。

なぜなら、
「いままで実行していなかったことを実行する」
というのは非常に難しく、心身ともに大きなストレスを伴うからです。

筋トレやダイエット、仕事以外の勉強などと同等ですね。

それでも、
禁煙や禁酒、暴食などのように、
「いままでで実行していたものを止める」
という行為に比べると負担は軽いそうですけどね。

これらの負担によって、
今日は疲れているから明日にしよう、、、
など実行しない理由を捻出して、
実行しない、もしくは続かないということになります。

この
「実行しようと決めたのにやらない」=「やらない病」
「一度は実行したのに続かない」=「続かない病」
を改善するための3つの方法をお伝えします。

まず1つ目は、
「日常化」です。

先程のアンケートでは、
「読書を頑張ります!」
「休みの日に3時間、読書する習慣を身につけます!」
「活字が苦手でしたが、この機会に専門書を読むようにします。」
など意気込んでいる内容が多くみられました。

しかし、この人達はやっても続かないだろうな、と思ってしまいます。

なぜなら、日常に溶け込んでいないからです。
日常的に、気合を入れて仕事以外のことに
時間を使い続けることができるでしょうか。

すぐに大きな負担となって挫折してしまうでしょう。

いままで全く運動していなかった人が、
休みの日に1時間走ろうとするようなものです。
よほどの意志や緊急性がなければ1回で終わります。

その場合、まずは駅までバスに乗らずに歩く。
その区間を〇分以内になるよう早歩きする。
スーパーやコンビニまで車で行かずに歩く。
と、このようにできることから始めましょう。

読書で言えば、
まずは活字に慣れることから始めましょう。
小難しい本ではなく、読みやすく、好きなテーマのものにしましょう。
読んでいて苦痛を感じるようであれば続きません。
楽しい内容のものを読みましょう。

活字に慣れるまでは、
どんな本でも苦痛かもしれません。
しかし、すぐに慣れます。

活字が苦手と言う人がいますが、
苦手なのではなく、慣れていないだけです。

私も乱視がひどく、以前は本を読むと気持ちが悪くなっていました。
しかし、読書が日常の一部となったいまでは、
苦痛どころか、読書が楽しく、趣味の筆頭となっています。

経営者の方、経営幹部の方は、
是非スタッフの方々が読書の習慣を持つよう試みてはいかがでしょうか。
人材育成に最適と思います。

今回はここまでとさせていただき、
次回は、やらない病、続かない病を治すための
残りの2つのコツをお伝えします。


後藤
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