深くやりきる
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
子どもを持つ親の悩みの一つに子どもの勉強方法があるかと思います。
塾に通わせた方がいいのかどうか、それとも家庭教師をつけた方がいいのか・・・。
勉強ができる人はどうしているのか気になり調べてみました。
勉強ができる人の筆頭格に「東大生」がいます。
ノートの取り方ひとつがベストセラーになるなど、メディアで何かと注目される東大生の勉強方法ですが、その中でも私が紹介したいのが、
「教科書を制すものが、勉強を制す」
というものです。
教科書は勉強の基本にして、必要なことが凝縮された、まさに勉強のバイブルだというのです。
多くの東大生が、実は教科書をボロボロになるまで勉強しているそうです。
実は、それはとても理にかなったことだと調べてわかりました。
東大の試験では、教科書以上の知識を出さないと決めているそうで、教科書を勉強することは、下手な参考書をやるよりもずっと効率的なことだったのです。
恥ずかしながら、私は学生の頃、勉強するとなれば、とにかく本屋にいき、参考書を買いあさり、買って満足し、やったとしても数ページで、後は手つかずといったことが記憶にあります。
このことをもっと早く知っていたら、勉強の仕方も変わっていたように思います。
やはり基本こそが王道といったことなのかもしれません。
私たちが提供する各種コンサルティングサービスは、「わかった」ではなく、「できた」まで運用できるように、実践型の研修を開催しています。
一つ例にあげると、SIMPLE NOTE(シンプルノート)というデザイン住宅のコンサルティングメニューの中に、SCRUM(スクラム)という実践研修があります。
内容は、ヒアリング、資金計画、セミナー運営、プランプレゼン、施工など幅広く、各種テーマごとに深堀していきます。
時には、100人近くいる前でプレゼンしてもらうことや、ロープレを参加者の方同士でしてもらうなど、知識を入れるだけではなく、その場で経験値を積みながら少しでも成果に結びつく現場を意識した研修を心掛けています。
このSCRUM研修に毎回参加し続けている方で、実績が出ていないかたは0です。
回数を重ねてくれば、知識も増え、既に知っている内容も増えてきますが、成果が出ている方ほど、毎回新しい発見や気づきがあることをアンケートに書いているのをみて、深くやることによって見えてくる境地があるのだと感じます。
深くやりきれるかどうかは、成果と直結しているように感じます。
まんべんなく色々なことに手を出して、全てがおざなりなるよりは、一つ一つをやりきっていくことが、遠回りのようで、一番の近道なのかもしれません。
私も子どもに対して、何かいろいろと与えて、まんべんなくできるよりも、何か一つでもいいので、人よりもやりきれるものを身に着けてもらいたいと思います。
それでは。