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驕れるもの久しからず?

みなさん、こんにちは!

 

 

ラストコンパスの笹川です。

 

 

最近はまっているものは、シーシャです。

週に1度くらいのペースで、近くのお店に足を運んでいます。

 

 

シーシャは、

糖蜜やフルーツ、ミントなどのフレーバーを添加したタバコの葉を炭で熱して、

生じる煙を水に通して吸うというものです。

 

タバコよりもニコチンの含有量が少なく、

タールは水に溶けて上がって来ないため、

害の少ない嗜好品として若者を中心に人気を集めています。

 

 

1回で1時間から1時間半くらいゆっくり楽しめ、お酒も美味しく呑めます。

 

中近東が発祥ですので、なんだか異国情緒も感じられて息抜きにおススメです。

 

以前は、タバコと言えば、紙タバコ一択でしたが、

健康志向が広まるにつれて、

電子タバコなどの様々な新商品が出てきて、

流行り廃りが顕在化してきました。

 

 

 

 

そんな中で、最近

「成長企業が失速するとき、社員に“何”が起きているのか?」

という本に出会いました。

 

 

成長企業が廃れていく理由に迫った内容ですが、

面白かったのでご紹介致します。

 

 

「職場で一日8-10時間、仕事をしています。」

「自発的に何人の社員が、質問や他愛もない話をしに、あなたのところにやって来ますか?」

という問いかけから始まる書籍です。

 

 

この本では、

成長企業が失速するのは、

社員・組織のエネルギーが枯渇するからだと定義しています。

 

 

管理職と一般社員共に、

 

「何時間働く・働かせるか」よりも、

自己や組織がエネルギーで満たされているか、

エネルギーで満たされる環境を整えられているか、を

管理・検討する事が重要だとします。

 

 

先程の書籍冒頭の問いかけは、

「オープンドア・ポリシー」という、

 

部屋のドアを開けっぱなしにした時に、

他の何人の社員が自発的に、そのドアから入ってくるかで

自己の求心力を図るものです。

 

 

例えば、

社員が声掛けする頻度の少ない場合には、

その社員の求心力は低く、

またそれは会社にエネルギーが満ちていない表れで、

会社衰退の兆しと考えます。

 

エネルギーのない職場は、

営業現場でも元気がない

達成意欲がない

数字意識が無い

等々、ネガティブな要素を孕んでいます。

 

社員のエネルギー代謝を分類分けすれば、

 

「主体的」

・自らの意志で応じている
・参画している
・全面的にコミットしている

 

「反発」

・しぶしぶ従う
・抵抗を示す
・妨害行為をする

 

「受け身」

・従うふりをする
・様子を見る
・心ここにあらず

 

と、なります。

 

 

各社員はそれぞれ対応する行動にエネルギーを割きますので、

業務の生産性にも影響します。

 

 

そんな中で、

エネルギーが満ちていない状況を避けるためは、

自己に意識的に以下の質問を投げかけるべきだとします。

 

「どんな模範を示したいのか?」

「未来を見据えたとき、何が最も心配か?」

「未来を見据えたとき、何が最もわくわくするか?」

 

 

この3つの質問に対して、

自分なりの答えを見出すことで、

エネルギーは再度充填され、張りのある行動を取れます。

 

見出されない場合には、

その社員は転職を考えるか、自身で現在の職場の環境を変える働きかけをすべきです。

 

そして、その答えを正確に見出すためには、

日ごろから会社の理念やビジョン、経営哲学などが社内に浸透している必要があります。

 

 

 

このように、社員のエネルギーに目を向けることで、

驕れるものは驕ったまま、な状況を意図的に作り出せるかもしれません。

 

 

 

 

弊社では、

 

社内の評価制度や企業理念・事業計画を整備する事で、

社員がエネルギーを確保・再充てんできる体制をつくる、

 

そんな取り組みもさせていただいております。

 

 

 

 

猛暑が続きますが、

どうぞご自愛下さい。

 

 

 

笹川

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