観察者になるな、実践者であれ
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
ラストコンパスの方針に「哲学を持つ」というものがあります。
些細なことでも、自分自身の考えを持ち、その哲学を軸に持って、人に伝えることが大切なのだという内容です。
考え方や価値観というのは、多かれ少なかれ誰でも持っています。
物事の判断において、「これはいい」とか「これは悪い」というのは、直感的にできます。
しかしながら、それは考え方どまりで、哲学とは言えないと私は思います。
「哲学」とは、あくまで、その人が実践し、体感した経験や結果に伴って得られるものであり、
「実践者」にしか、哲学は宿らないと感じています。
人から聞いたこと、本に書いてあることに素晴らしいと感じるものはたくさんあります。
しかしながら、それを実践することは、容易ではありません。
頭では理解していても、腹に落ちていないというような形でしょうか。
私は日ごろから注意しているのが、「実践者」の対局にいる、「観察者」にならないようにすることです。
「観察者」は、物事の評論をするだけで、実際に、自分ができているかどうかは関係ない立ち位置にいます。だから、ある意味責任もないので、言いたいことが言えます。
実践者である人からすれば、観察者のどれだけ高尚な考えも、おそらく響きません。
なぜなら、そこには哲学は宿っていないからです。
総じて、「哲学」は当人の実践によってにじみ出る、そういったものだと思っています。
加盟店様にとって、一番に私たちに求められていることは、「成果」です。
そのためのサポートとして、ただ話を聞いて、机上のアドバイスをするのではなく、実践に基づいた、生きた情報を伝えると共に、時には自らが現地に赴き、営業活動などの代行もしております。
内容を少しご紹介させて頂くと、住宅セミナー、社内をひとつの方向に向けていくためのチームビルディング、採用業務の代行など、幅広く、実践の現場に立っています。
「現場から逃げないコンサルティング」は、ラストコンパス創設した当初から大切にしている哲学の一つです。
私も、先日、ある会社様からご要望を頂き、チームビルディングをしてまいりました。
これまでは、少数精鋭でやっていたのですが、企業の更なる成長を考え、採用や社内整備に今後力を入れていく上で、会社全体の方向性をひとつにしたいというのが、目的でした。
社内の雰囲気も良く、社員のポテンシャルも高く、一見問題ないように感じましたが、様々な話し合いを通じて、一つ気づいたことが、会社の成長には目が言っているものの、個人の成長がおざなりになっていることでした。
そこで、予定にはありませんでしたが、個人目標を各自設定して頂き、発表してもらいました。
参加頂いた皆さんからは「こういったことを考えたこともなく、また時間もなかった。いい気づきになった。」とお言葉を頂き、スタートとしては、いいスタートになったのではと感じています。
そう、あくまで「スタート」ですので、ご依頼頂いた会社様だけでなく、これからも実践・現場に基づいた哲学を持って、成果をだして頂くようサポートして参ります。
それでは。