「できる」発想で、物事を考える
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
最近、「働き方改革」という言葉を耳にします。
連日、報道されている新型コロナウイルスの拡大による影響や、36協定の中小企業適応が4月から開始されるなど、周りの環境変化が加速しており、生産性を落とさず、どう対応していくのかという問題に直面しています。
こういった時に、嵐が通りすぎるのをただ待つという会社様もあれば、そういった変化に対応し、新しいことにチャレンジする会社様もいます。
近代マーケティングの父と呼ばれるアメリカのコトラー氏は、こういった状況の時にこそ勇気を持って、行動してほしいと伝えています。
少し、話が大きくなってきましたが、もう少し話を現実に戻し、目の前の業務をどうしていくかを考えたいと思います。
「できる」発想で、物事を考える
現在、色々な環境が私たちの意図とは別に起こっており、それにどう対応していくかが問われる中、明暗を分けるのが、「できる」と思って物事を考えるか否かです。
例えば業務の時短に関して、普段のあるデータ管理業務が3時間かかっているものがあった時、これを2時間に短縮するためにどうすればいいのかを、「できる」と思って取り組んで頂きたいです。
単純に作業を早くするという考え方ではなく、抜本的に変化させることを考え、EXCELで管理していたものを、マクロを組んで作業効率化できないのか、ソフトを導入し、より使いやすくならないかなど、「できる」発想で考えれば、知恵も出てきます。
最初から、「できない」を前提に物事に取りんでしまっては、新しい知恵もアイデアも沸いてきません。現状を変えないことはリスクを回避した行動です。その時点ではいいかもしれませんが、その先に待っているのは、「変わらなかったリスク」です。
アップルがiTunes、iPodを発表した2001年は、アメリカ全体が不景気の中でした。そういったピンチの時に、思い切って投資をすることで、経済が回復するや、ライバルたちに圧倒的に差をつけて、業界のTOPを走りました。
変化の時に、攻めることはリスクですが、そのリスクを取って、新しいことにチャレンジした見返りは大きなものがあります。
こういった新しいことを取り組んだ社員を評価するように評価制度に組み込めば、業務改善に努めてくれるかと思います。
ピンチの状況の時にこそ、新しいことをできるチャンスと考え、新しことにチャレンジして頂けるよう、ラストコンパスでもより一層の新しい情報を提供していきます。