文脈を伝え、消費者を育てる

突然ですが、皆さんは普段、ポッドキャストを聞かれますか?
ポッドキャストは、一般人から著名人まで、
様々な人のラジオを手軽に聴くことができるアプリで、
私は通勤時間などを利用してよく聴いています。
特に私のお気に入りのポッドキャストが、
文芸評論家の三宅香帆さんが配信されている
『視点倉庫』
という番組です。
(本当に全エピソード面白いので、是非聞いてみてください!)
数々のエピソードの中でも、私にとって印象的だったのが、
まさに今回のブログのテーマにもなっている、
『#33 モノが売れない理由は消費者を「育てる」視点が足りない⁈』
というエピソードです。
「文脈」がファンを熱狂させる
このエピソードでは、現代においてモノを買う文化は
「消費者への教育」から生まれるのではないか、
という視点が語られています。
例えば
「ジャニーズ事務所のファンは、ジャニーズオーディション番組の候補者の顔を見ただけで、
誰が受かるのかを当てることが出来る」や、
「宝塚のオタクは、劇団が発売しているカレンダーを見て、
どのスターが何月のページを飾っているかで人事事情を予測することができる」
などといったことを挙げられており、
これらはジャニーズや宝塚といった組織がいかに日頃から組織の文化や、
文脈をファンたちに暗に伝え、教育してきたのかを表す事象かと思います。
工務店における「消費者を育てる」とは?
日々、工務店様の集客支援をさせていただく中で、
この「文脈を伝え、育てる」ことの重要性を痛感しています。
今の時代、AIの進化により、誰でもある程度のクオリティの写真や
広告画像を作れるようになりました。
だからこそ、表面上のきれいさだけでは他社と差別化ができなくなっています。
では、工務店様がSNSなどで「文脈」を伝えるには、
具体的に何をすればいいのでしょうか?
✓「きれいな写真」+「なぜ?」を添える ただ施工写真を載せるのではなく
「なぜこの素材を選んだのか」「なぜこの動線にしたのか」
という自社のこだわり(文脈)を解説する。
✓「完成見学会」+「ストーリー」を打ち出す 家の特徴だけでなく、
施主様との出会いから完成に至るまでの葛藤やドラマをストーリーとして発信する。
などが挙げられます。
「選ばれる理由」は目に見えない部分にある
「インスタで何を投稿すればいいか分からない」
「広告がマンネリ化している」とお悩みの皆様。
ぜひ、「文脈を伝え、消費者を育てる」ということを意識して、
投稿を作成してみてください。
自社特有のコンセプトや背景、ストーリーといった
「表面だけでは真似できない部分」を打ち出していくことで、
お客様はあなたの会社の「ファン」になり、
深い信頼関係を持った状態で接客へと進むことが期待できるかと思います。
今回もご拝読いただきありがとうございました。
皆様の魅力的な「文脈」が、未来のお客様に届くお力添えとなれば幸いです。
中松