パーキンソンの法則

みなさまこんにちは、髙藤です。
「忙しそうにしているのに、なぜか納期がギリギリになる」
こんな経験はございませんか?
毎日遅くまで作業しているのに、結局、提出は前日の夜。
この現象は、「パーキンソンの法則」で説明できます。
パーキンソンの法則とは、イギリスの歴史学者シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則で、
「仕事は、与えられた時間をすべて使い切るまで膨張する」というものです。
つまり、
・1週間の期限を与えれば、1週間かかる
・3日の期限を与えれば、3日で終わる
同じ仕事でも、締め切りの設定次第でかかる時間が変わってしまうということです。
具体例を挙げると、夏休みの宿題を思い出してください。
初日から取り組めば余裕で終わるのに、結局8月31日に慌てて仕上げたという経験があったりしませんか?
これがパーキンソンの法則です。
営業活動でも同じことが起きています。
・提案書を「来週金曜まで」と言われたら、金曜の夕方まで手をつけない
・お客様との面談時間を「適当に」設定すると、中途半端な時間で終わってしまう
・プロジェクトを「3ヶ月で」と言われたら、最初の2ヶ月は進まない
実際の作業時間は30分で済むのに、締め切りまで時間があるから先送りする。
そして最後に慌てて仕上げる。
よくある間違いとしては、「もっと時間をかければ、質が上がるだろう」と考えることです。
時間をかけても、本質的でない作業に時間を使ってしまうだけになります。
それよりも、「あえて明確な時間制約を設ける仕組み」を作る方が効果的です。
具体的にどうするか
データで実証されているのですが、
・面談時間120分以上:アポ獲得率86%
・面談時間60分〜89分:アポ獲得率39%
・面談時間20分以下:アポ獲得率0%
つまり、「適当な時間で面談する」のではなく、
「120分」という明確な時間設定をすることで、成果が劇的に変わるということです。
さらに、「明日の予定は今日立てる」という行動管理も徹底する。
優先順位をつけた行動計画を前日に立ててチェックする。
このような習慣化が、翌日から活かす行動を可能にし、無駄な時間を排除します。
なぜ時間制約が重要かというと、“人は制約があるからこそ本質に集中できる”からです。
「なんとなく」という曖昧な営業ではなく、アポ率、着座率、成約率など、すべての行動を数値化して時間管理することで、営業力が飛躍的に向上するのです。
まとめ
パーキンソンの法則が教えてくれるのは、「時間があるから仕事が遅くなる」ということです。
生産性を上げたいなら、まず明確な時間設定をする。
そして、その仕組みを営業プロセス全体に組み込む。
これが、営業力を上げる最短ルートです。
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それではまた。