「伝えること」と「受け止めること」
こんにちは。ラストコンパスの中松です。
入社してあっという間に3か月が経ちましたが、日々のレクチャーやフィードバック、加盟店様とのサポートを通じて「伝えること」と「受け止める」ことの難しさを感じております。
私は幼いころから頑固なところがあり、他人の意見やアドバイスを素直に受け止められないことがありました。
自分のプライドが邪魔をして、指摘を自分自身への否定として受け取ってしまうこともあり、周囲に迷惑をかけたり心を病んでしまうこともありました。
しかし、「なんかちょっと生きやすくなったな」と感じたきっかけがあったのですが、それは大学の講義で
“アサーティブコミュニケーション”
というコミュニケーション方法を知ったことでした。
“アサーティブコミュニケーション”とは、「自分の意見をきちんと伝えながら、相手のことも尊重するコミュニケーション方法」
のことで、自己のニーズを明確に伝えつつ、相手の意見や感情を受け止めることで、お互いのストレスを減らして、健全な信頼関係を築くことができるコミュニケーション方法です。
どちらかというと「伝える側」のためのコミュニケーション方法なのですが、「伝える側」の気持ちを理解して自分にも落とし込むことで、アドバイスや意見も素直に受け入れらるようになりました。
「自分の意見をなかなか言いづらい」といった方はもちろん、私のように「相手の指摘を素直に受け入れられない」といった方は是非取り入れてみていただきたいです。
以下で実践のポイントをいくつかご紹介いたします。
実践方法① 具体的に話す
• 相手に伝えたいことは、抽象的な感想だけでなく「何があって、どう感じたのか、どうしてほしいのか」を具体的に伝えましょう。
具体的に伝えることで感情的になりにくくなり、相手のストレスも減らすことができます。自分の感情や要望を言語化するのは難しいものですが、まずは相手に伝える前に自分の気持ちや考えをメモにまとめてみましょう。
実践方法② 伝える際の主語を「私は」にする
「あなたが○○だからダメだ」と相手を主語にするのではなく、「私は○○だと感じたから、△△してほしい」と伝えることで、相手を尊重しつつ自分の意見を伝えられます。
また、相手の存在そのものではなく、相手の行動にフォーカスして伝えることも大切です。
私自身このポイントを意識して相手に接しすることで、他人からの指摘や意見を自分自身への否定と考えず、
素直に受け止められるようになりました。
(もちろん人格や存在を否定するような伝え方をする人もいますが、私自身がこのポイントを意識して接することで、相手にも「人を尊重する雰囲気」が伝わればと願っています…!)
実践方法③ 相手に選択肢を与える
ただ自分の意見を伝えるだけでなく、選択肢を与えてあげることで相手の負担を減らすことができます。
伝える側も、ストレートに意見を述べるのではなく、選択肢を提示する「提案」という形にすると伝えやすくなるのではないでしょうか?
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今回お伝えしたポイントは、ささいなことに見えるかもしれませんが、小さなことから少しずつ意識するだけでも、健康的なコミュニケーションに近づくと考えています。
ほかにもアサーティブコミュニケーションのポイントがいくつかございますので、ぜひ調べてみてください!
私もまだまだ未熟ですが、アサーティブなコミュニケーションを心がけて成長していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
中松