人間関係や意思決定の補助線~MBTI診断編~

こんにちは。
先週まで冷房をつけていたと思ったら、こたつが欲しくなってきたこの頃であります。
前回のブログでは、自由記述で誰の参考にもならない内容でしたので、今回は少しでもビジネスに役立つ内容で、真面目にかつ楽しく指をカタカタさせていきたいと思います!
今回のテーマはみんな大好き!そう。「MBTI診断」です。
MBTIとは「Myers-Briggs Type Indicator(マイヤーズ=ブリッグス型指標)」の略で、性格の傾向を16種類のタイプに分類する心理学的な性格指標のことです。
いくつもの質問を回答したのちに自分のタイプを見いだせるのですが、このブログではそうもいかないので、4つの質問で16タイプに分類したいと思います。
この質問は鈴木の自作です。4問で診断してみせます笑
~4つの二択の指向性からタイプを決定します。~
- 外向(E) 対 内向(I):エネルギーを得る源
Q:初対面の人でも自分から積極的に話すことができるか。
A:YES→外向(E) NO→内向(I)
- 直感(N)対 感覚(S):情報の取り込み方
Q:物事を決断する時、他人やSNSなどを用いずに意思決定することが多い。
A:YES→直感(N) NO→感覚(S)
- 思考(T) 対 感情(F):判断の基準
Q:人が泣いているときに、可哀想よりなんで泣いているんだろうと考えてしまう。
A:YES→思考(T) NO→感情(F)
- 判断(J) 対 知覚(P):行動のスタイル
Q:旅行に行くとき、事前にしっかり予定を決めてから行くことが多い。
A:YES→判断(J) NO→知覚(P)
さあ。皆さんはどのタイプだったでしょうか。私はENTJ(指揮官型)ということで、日本人全体の割合でみると、2.5%と一番少ないタイプになっております。
次にそれぞれのタイプ別の最高相性を見てみましょう。
INTJ(建築家)⇔ESFJ(領事)
INTP(論理学者)⇔ESFP(エンターテイナー)
ENTJ(指揮官)⇔ISFJ(擁護者)
ENTP(討論者)⇔ISFP(冒険家)
INFJ(提唱者)⇔ESTJ(幹部)
ENFJ(主人公)⇔ISTJ(管理者)
INFP(仲介者)⇔ESTP(起業家)
ENFP(運動家)⇔ISTP(巨匠)
私がなぜこのテーマで書かせていただいたかというと、このタイプは柔軟に使うことで、人間関係や意思決定の補助線になりうると考えたからです。
自分のタイプを知ることでのメリット・デメリットは以下の通りです。
「メリット」
自分の情報処理の癖を把握でき、ストレス源を予測しやすくなる。
コミュニケーションの基本的な型が見えるため、伝え方を工夫できる。
チーム内の多様性を認識し、役割分担を最適化できる。
「デメリット」
タイプに過度に依存して人を限定的に判断してしまう。
「この人は〇〇だから〜」とラベリングしがちになる点。
ここからが本題にはなりますが、ビジネスにおける活用例を考えましたので、ご紹介させていただければと思います。
- コミュニケーション設計
外向・内向の違いを踏まえ、会議の進め方を工夫する。内向的な人には事前に議題を共有し、黙考の時間を設ける。外向的な人にはブレインストーミングを取り入れ、アイデアをすぐ共有してもらう。
思考・感情の軸に配慮して、意思決定の場では論理と共感のバランスを取る。論理的根拠と人間関係の配慮、両方を提示する。
- リーダーシップと育成
指示型の上司は直感型の部下と衝突しやすい。部下のタイプに応じたフィードバック方法を使い分けると、動機づけが高まる。
若手の育成プランを作る際、学習スタイルの違いを考慮して段階的な課題を設定する。
- 営業チームでの活用
タイプ別にアプローチを分け、顧客とのやり取りのテンプレを作成。内向的な顧客には事前資料を丁寧に提供、外向的な顧客には対話の機会を増やす。
(実践例)
自分のタイプと、相手のタイプを仮説として書き出す。
各自の情報伝達の好み(伝え方、受け取り方)を3点ずつ列挙。
その場の課題に対して、どのようなコミュニケーション改善が有効か2案考える。
等々、個人の性格を知ることで、商談であったり社内のコミュニケーションであったりと、アプローチの仕方が変わってくることもあるかもしれません。
文章が長くなってきたので、そろそろ結びとしますが、社内でのコミュニケーションに困っていたり、営業手法が分からない方がおられましたら、是非私たちのセミナーを聞いてみてはいかがでしょうか。
真面目に楽しく指をカタカタしていましたら、楽しすぎて40分があっという間でした。
次回もお楽しみに。
それでは。
鈴木