情報の重要性と価格競争

こんにちは。
ラストコンパスの山本です。
自分は元々は教員ということで公務員でしたが、現在ビジネスの世界に身を置いております。
ビジネスの正解で重要となるのが、有形無形関わらず商品になります。
特に、その商品が情報が要となると如何に外部に重要な情報を漏らさず、
有益な情報を取り入れていくのかが必要となってくるかと思います。
また、仮に全く質も含めてすべてが同じ商品を扱っていたとしたらどうでしょう。
おそらく多くの消費者は価格が安い方に流れるかと思います。
(ブランドを押し出したような高額なことに価値が置かれる商品は別ですが・・・。)
いきなりですがなぜこのような話をしようと思ったのかといいますと
自分が中学生時代のことを思い出したからです。
今から14、15年ほど前の話になりますが、
当時の私のお小遣いは月に1000円ぐらいでした。(2000円だったかもしれません笑)
ただその時の私は欲しいものがたくさんあり、お小遣いでは足りなかったため、
何か稼ぐ方法はないか考えた結果学校内で商売をしようと思い立ちました。
詳細な内容は伏せますが、その方法で数か月ほどで10万円ほど稼ぐことができました。
中学生にしては大金であり、これは旨い商売だ!と思いさらに続けていた際に大きなミスを一つ犯しました。
それが、親しい友人にその商品の情報をポロっと言ってしまったのです。
ここから自分の商売は崩壊していきました。
友人も同じ方法で商売をはじめ、極めつけは私よりも安い価格設定で行っていったのです。
するとどうでしょう。
自分の既存客もそっちに流れていってしまい、
ヤバイと思った私はさらに愚かなことにその友人よりも安い価格で売り出しました。
こうなると、価格崩壊は止まらず、労力に対してあまり旨味がない商品となってしまいました。
そして、他の理由も重なりその商売は半年ほどで辞めることになりました。
この経験から自分は二つのことを身をもって経験したわけです。
それが、
・情報は安易に漏らすとデメリットが生じる
・価格付けを安易にしてしまうとよくない。
もし自分がその友人よりも価格以外で勝るものをさらに生み出すことができれば、
価格競争になることはなかったでしょう。
中学生という小さな世界ではありましたが、良い経験をしたと今では思っております。
・情報の取り扱いは自分や社員含め十分に気を付けること。
・安易に価格競争に走らない。
このことは、どの業種でもいえることであると思います。
自分はまだ商品開発に携わることは現在はありませんが、
それでもこのことはこれからも大切にしていきたいと思っています。
皆さんにとってもこの話がプラスになりますと幸いです。
山本