営業教育とは「徹底させる仕組み」をつくること

いつもお世話になっております。
ラストコンパスの黒田でございます。
最近、一気に寒くなって参りましたね。
私は少し体調を崩してしまいました。皆様もお気を付けください。
さて、本日は「教育について」の内容となります。
教育と聞くと、教育のカリキュラムを考えたり研修を導入したりと考えられることも多いのではないでしょうか?
弊社でも新人が入社するたびに前回のカリキュラムからの反省をフィードバックし、カリキュラムを常に刷新し続けています。
ただ、どんな素晴らしいレクチャーや研修を受けたとしても新人が成長するかどうかはマチマチ。。。
そんなことも多いですよね笑
今回は教育の中でも営業にフォーカスしたお話になりますが、
営業教育で重要なことは、学んだことを「徹底」して実践させること。
そして、それを支えることが管理職の役割だということをお伝えできればと思います。
教育において管理職の役割はカリキュラムや研修なんかよりもよほど重要なものだと思います。
例えば、ものすごい営業実績を出した講師の方から3日間にわたって研修を受けたとして、
その内容を日々の業務で実際に行うことができる営業マンがどれくらいいるでしょうか?
おそらくほとんどの方は「良い勉強になった」で終わるのではないでしょうか。。。
経営者からすれば高い講師料を払って研修をしてもらっているのに”お勉強”で終わったらたまったもんではないですよね笑
私が尊敬する経営者の方は、ハウスメーカーで管理職をしていた時代、「当日のうちに翌日分の予定と優先順位を決めてから帰る」ということが徹底されていました。
そのために誰よりも遅くまで残り、部下がしっかりしているかチェックしていたみたいです。
しかしやるべきこととして決まっていたにもかかわらず、
実際は予定は立てていても優先順位が抜けていたり、そもそも予定も立てずに帰ることもあったそうです。
このように、研修やレクチャーでやるべきこととして伝えていたとしても、
実際にやっていることはハウスメーカーであったとしても少ないものです。
これを徹底させることが管理職の仕事であり、これが教育に繋がります。
研修やレクチャーで教わったことを勉強で終わらせるのではなく、実際に実践して徹底する。
これが新人の成長のためには必要不可欠だと思います。
お客様にとって、担当営業が新人かベテランかは関係ありません。
常に一定の品質で商談が進められるよう、全員が同じレベルで動ける組織づくりが必要です。
そのためには営業マンだけでなく、管理職も”教育の対象”として育てる必要があります。
弊社では現在、こうした「営業教育×管理職育成」を一体でご支援できる新プロジェクトを開発中です。
12月頃リリース予定ですので、ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。
今後とも宜しくお願い致します。
ラストコンパス 黒田