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管理職とリーダーシップ

管理職とリーダーシップ

 

代表の伊藤です。

当社も創業より8年が経ち、10月で9期目に入ります。

 

感慨深いだとか、過去を振り返るとか、よく頑張って来ただとか、

そういうのに興味はありません。

私たちを信じて加盟していただいているクライアントのためにも先を見て、

先を考えて進んでいきます。

 

さて、最近反省していることがあります。

 

それは、当社に「リーダーシップの意識」が薄れていることです。

 

私が尊敬してやまない夢コンサルの佐野社長の教えによると、

経営層・管理職に求められることは2つ、

1つはリーダーシップ、もう一つはマネジメントである、とのことです。

 

リーダーシップ

「やる気にさせる」「仕事の動機づけを行う」「仕事に感動を与える」

共通の目標に向かって、部下を集結させる能力と意志力、

部下にこれをやろうという信念を持たせる資質

 

マネジメント

仕組みづくり、ルールによる統制、活動の効率化など「やりきらせる」能力

あいまいさを削除し、決めたことを徹底させる能力

 

皆さんは会社の業績って何で決まるかご存じでしょうか。

営業マンの能力?設計士の知識?商品開発力?

 

残念ながらそういった個人の影響度は業績に38%ほどしか影響しません。

では何が業績に影響するのか、というと

 

「組織風土」

 

であるらしいです。組織風土が業績に及ぼす影響度が80%もある。

組織風土というのは、その会社の規律でありルール、価値観のようなものです。

業績を決めるのって、営業マンの力量というより、その営業マンを動かす組織風土なんですね。

 

そしてその組織風土の醸成に最も影響を与えるのがリーダー、

つまり経営層であり、管理職であると。

(リーダーが組織風土に及ぼす影響90%)

 

となると、

「うちの会社はダラダラしてる…」

「うちの会社は目標達成意欲が低すぎる」

 

というのは、リーダーが作っている組織風土ってことになりますね。

 

例えば、経営者が超ブラックでパワハラが過ぎるブチ切れタイプであれば

経営者の顔色ばかりをみる管理職が出来上がります。

風通しは悪く、目標設定もトップダウンで、達成できなければ何をされるか分からない…

という恐怖心が原動力となる組織になるでしょう。

  

冒頭に戻りますが

リーダーの仕事というのは

 

リーダーシップとマネジメントの2つです。

 

当社は、まあ、どちらも大したことはありませんけど

マネジメントはある程度できている方ではないかと考えています。

(口うるさいですからね、、、うちは)

 

しかし、リーダーシップに関しては大いに反省することがあります。

 

リーダーシップ

部下に「やる気にさせる」「仕事の動機づけを行う」「仕事に感動を与える」

共通の目標に向かって、部下を集結させる能力と意志力、

部下にこれをやろうという信念を持たせる資質

 

もう一度記載しましたが、

皆さん自身、または御社の管理職はいかがですか?

上記のリーダーシップたる資質をお持ちでしょうか。

 

私は全然ダメですね。

 

私は

『やる気』は仕事のパフォーマンスに「一切関係しない主義」を通してきましたし(あかんやろ)、

『仕事の動機づけ』は「そんなもんいらんっ!」主義ですし(それでもコンサルか)

『仕事に感動を与える』という点にいたっては「感動と仕事の質に関連性はない」という

腐りきった、曲がりまくった思考を持っていましたので(なんで周りに人いるの?)、

 

とんと重要性が分からなかったというのが本音です。

 

リーダーの言動や行動を部下はよーく見ています。

リーダーが『この目標は相当きつい』といってしまえば

その言動が社員をマインドセットします、この目標はできないんだ…と。

リーダーがこの商品は良くない!といえば、社員はこの商品は良くないと洗脳されますし、

リーダーがこの程度でいい、と目標を下げるような、妥協するような言動をふるまえば、

部下はそのマインドになるのです。

 

今の組織文化はリーダーが作っている、なんせ影響度90%ですからね。

 

今までは本当の意味での険しい道というのはありませんでした。

だから生まれながらの性格で、資質で、考え方、で何とかしてきました。

しかし、ここから先は自分が変わらないと道は開かれません。

 

私にも現在私がこうである理由や哲学があります。

しかし、変わらないといけない。

しっかりとした規律と厳格管理と共に、

いま目標に向かってる理由、そこに到達しなければいけない理由、それらをキチンと伝えていく必要があります。

 

この人と話しているだけでやる気が出てくる。

この人と話しているだけで道が開けた気がする。

この人と一緒にいると不可能だと思っていたことも可能に思えてくる。

この人といると目標を高くしたくなる。

 

間違いなくリーダーに必要な資質です。

生まれもってそういった影響力があるかどうかは関係ありません。

リーダーである以上、そうなるように努力しなければならない。

 

今当社に足りないものとしてしっかり認識することから始め

素直に、まじめに、奢ることなく、学んでいきたいと思います。

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