SEMINAR 説明会情報 INQUERY 資料請求 TEL 電話

フランチャイズについて考える

皆様こんにちは。

ラストコンパスの大仲です。

9月も半分が終わり、昼間はまだまだ暑いですがだいぶ朝晩涼しくなってきましたね。

過ごしやすくなってうれしい反面、夏好きの私としては夏が終わるさみしさも感じております。

 

皆様は「天下一品」というラーメン屋をご存じでしょうか。

こってりラーメンが有名な京都に本店を持つラーメンチェーン店です。

総本店が実家からも近いことがあり、私が一番好きなラーメンチェーン店でもあります。

 

そんな天下一品ですが、先日とある店舗で提供された商品に異物が混入していたとしてニュースで取り上げられていました。

 

食品関係での異物の混入事案というのは、SNS含めて非常に炎上しやすい話題の一つかと思います。

例えば、20253月に発覚した、すきやの味噌汁にネズミが混入していたとして大炎上した事件なんかも記憶に新しいかと思います。

 

しかし、今回の天下一品での混入事件に関して、非難する声ももちろんありますが、以外にも温かい声も多いようです。

 

では両社にどのような違いがあるのでしょうか。

私は大きなポイントは2つだと思いました。

 

1つ目、対応スピードと対応の仕方。

2つ目、情報がどこから伝達されたか。

の二点です。

 

1つ目のスピードに関しては、すき家での事件は、1月に事案が発生し話題になったのは3月と2カ月もの期間が開いてしまっているのに対し、天下一品での異物混入発生が824日で、発表が9月8日と比較的早めの対応だと思います。

また、対応の仕方という点においても、すき家は直営店にも関わらず、本部としては発生から2カ月放置し、事件が大きくなってきたころに発表と今後の対応の発表というものでした。

それに対し、天下一品はフランチャイズ店にもかかわらず、本部が声明発表し迅速に対応処置をとれたというのは大きいかと思います。

 

2つ目の情報がどこから伝達したのか。に関しては対応スピードと少し重複する部分もありますが、すき家の場合はGoogle Mapの口コミから拡散されました。今回の天下一品の場合はネットや口コミではなく、天下一品側からの発表により社会に伝わりました。

消費者側からの視点として、自発的に不祥事を告発した。というのと黙っており、ばれてしまった。では心象に大きく影響があるかと思います。

 

消費者の立場に立った時、問題が起こった時にすぐに対応してくれる会社かどうか、何か起こった時に自発的に発信してくれるかどうかというのは、安心感や信頼に直結してくるのではないでしょうか。

 

飲食と住宅で業界は違えど、私たちラストコンパスもフランチャイズの本部としても動いております。

もちろん問題などは起こらないに越したことはありませんし、起こらないように普段から務めています。

ただ、万が一何か起こったときは、今回の天下一品を見習って迅速な対応処置を実行し加盟店様はもちろん、その先のエンドユーザー様にも不安を与えない行動がとれるように心がけていきたいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

大仲

一覧へ戻る