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ロミンガーの法則

みなさま、こんにちは。

ラストコンパスの髙藤です。

法則シリーズがやってきました。

ロミンガーの法則とは、1990年代に米国の人材開発企業センター・フォー・クリエイティブ・リーダーシップ(CCL)の研究者、モーガン・マキャラックとマイケル・ロミンガーによって提唱されたものです。

結論から言うと「人材の効果的な学習と成長は経験が70%、他者からの学びが20%、研修や自己学習が10%で構成されるという考え方」です。

これは、実践と経験を通じた学習が最も重要であり、研修や自己学習よりも実践的な経験の方がはるかに効果的だということです。

この法則が提唱されて以来、多くの組織やリーダーがこの比率を基にした開発計画を採用し、実践してリーダーシップの発展だけでなく、全般的な職員のスキルアップやパフォーマンス向上にも繋がっているというのです。


この法則は、個人の成長のための行動指針に加えて、リーダー(上司)側の育成に於ける指針にもなるのではないかと考えます。

放任主義になってしまうと、20%が抜けた最大80%しか成長しなかったり、ひたすらに自己学習(インプット)ばかりやっていても大した成長に繋がらないため、全てをバランスよくさせるためにどうプログラムを組むのが良いかと構想を練るためにも参考にできるでしょう。

読書をしたり自己学習でインプットをし、上司からの指導で良いところや使えるところを盗み、フィードバックをもらい、実践して経験を積む。

これは営業組織であれば、やはりロープレが重要になってくるのだなと改めて感じます。
商品知識、SPINなどの質問力、今までのQAをインプットし、上司にみてもらう。
上司からのフィードバックを受け、役割を逆にして上司の商談の進め方を盗む。


営業は商談を通じて契約することが仕事ですので、ロープレ自体を実践と同じ環境でやっていくことによって経験ができてトータルで成長していくといった流れができると思います。

社員の成長が鈍化していたり、組織全体をもっと成長させたいという人材育成に悩まれているのであれば自社でも真似できないか、参考にしてみてください。


それではまた。

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