影響の哲学

7月のトイックに向け、
ここ最近ずっと英語の勉強をしている私ですが、
そんな中気付いたことがあります。
何週も回した文法の問題は
見ただけで1~2秒で当然解けるわけです。
例えば
look forward to を見たら名詞系を想像したり
Neither を見たらnorを考えるのは、
テキストをある程度回すとうんざりするほどその例文に出くわすからです。
しかし、記憶だけで解ける問題がある一方、
感覚でしか解けない問題もあります。
その人は今どう思っていますか?
この文章は何を意図していますか?
みたいな問題です。
そんな問題に出くわしたときに
過去の記憶した会話や過去の経験値が生きてくるわけですが、
勉強と同様に、
仕事も大部分は経験が支えていることは
言うまでもないと思います。
人は、20%の教育と80%の体験で作られている。
最近ふとこんなことを考えます。
教育で補える部分には限界があり、
その裏側には80%の自ら導かなければいけない分野が隠されていると思います。
例えば、私の場合
テレアポでの営業トークやビジネスの効率化についてはある程度教えることは出来ます。
それは私の過去の上司を含め、様々な人間に教えてもらってきたことだからです。
しかし、デザインや文章の感性は残念ながら教えることが出来ません。
仮に全てを言語化して伝える事が出来たとしても、私のようなアウトプットにはならないはずです。
それはなぜかというと、それらの言葉や感性は
私の人生体験から生まれたものだからです。
様々な街並みに出会い、
様々な芸術に出会い、
様々な人に出会い、
様々な散財をしまくった結果、
積み重ねてきた人生のインプットの結果が言葉になり、デザインになり、表現になります。
20%のヒントを基に、
80%の体験や経験でアウトプットを生み出す
まさに仕事の成果はその人の人生の現在地点そのものだと思います。
中には特に仕事の成果など
人生の1割にも思っていない人もいますが、
テキストで教えられたものや人から教えられた事とではなく、
自分で導びいた答えはなぜ必要なのでしょうか?
例えば、
スピードが大事か。クオリティが大事か。
成果が大事か。目的が大事か
金が大事か。人が大事か。
などのようなことです。
このような問いの、2者択一の重要度の割合のようなものは人によってまちまちだと思いますし、
その人の出会う人が少し違えば、
AにもBにもなるような回答が人生においても
大いにあるかと思います。
別にいちいち答えなど出さなくてもよいのですが、
こういったことを常日頃から考えていないと、
他人の20%に何も干渉出来ない人間になってしまいます。
例えば家族や、最愛の人や、子供や、友人など
大切なことを大切なときに伝えられない、
生きていても他者に何の影響も与えれない人間は、
重要なそのシチュエーションに出くわしても大したことを何も教えられないはずです。
あなたはそうなりたいでしょうか?
まあ色々述べてきましたが、
最後はスティーブジョブズの
私の好きな一節を紹介して終わろうと思います。
you can’t connect the dots looking forward;
you can only connect them looking backwards.
「未来を予期して点と点を繋ぐことは出来ない。
点が繋がるのは振り返ったときだけだ。」
未来からの逆算ではなく、過去の選択が想像だにしない未来の産物を創った。
という、まさにアップルのディテールを生み出した象徴的な言葉です。
今必死に行っていることに未来との繋がりが見えずとも、
あなたの努力はきっと未来のアウトプットに繋がるはずです。
ではまた。