第9回コストラボを終えて
こんにちは。
ラスト・コンパスの髙井です。
先日5月27日(火)13時半~弊社のLeverage加盟店様向けに研修を行いました。
当日は、100社近くの会社様にご参加いただきました。ご参加いただきました皆様ありがとうございます。
今回の研修のテーマは
「法制度改正から見える、新たな住宅のスタンダードとは」でした。
2025年4月~の法改正によって、
・4号特例の縮小
・省エネ基準の適合が義務化
などが施工され、今後さらにコストが上がることが予想されます。
その中で、加盟店様向けに、コストが上がるための対応策やコスト交渉の方法などを研修にてお伝えさせていただきました。
研修の一部を少しお話しさせていただきます。
住宅価格が劇的に下がることは、今後考えにくいため、
販売価格が上がる前提で、きちんと利益を取るための施策を考えなければいけません。
その為、性能をUPさせ、補助金や減税を利用するということをお伝えさせていただきました。
皆様の住宅性能基準はいかがでしょうか?
・ZEH
・長期優良住宅
・GX志向型住宅
弊社加盟店のアンケート結果であれば、長期優良住宅の基準を満たしている会社様が一番多かったですね。
補助金を考えても
・ZEH→40万
・長期優良住宅→80万
・GX志向型住宅→160万
と金額が大きく異なります。
昨年までは、長期優良住宅の補助金が100万でしたので、今年の補助金が20万下がったことになります。
2027年には新ZEH定義が予定されていたり、
2030年にはZEH水準が義務化されたりなど、性能については今後もアンテナを張っていけない事案となりますね。
住宅ローン減税についても、性能が上がるにつれて、減税額も異なります。
つまり、結論としては、
性能を上げながら、補助金や減税を活用し、
「販売価格を上げ、利益を確保し、お客様の負担も減らしていく」
という方向性に進むのが一番良いのではないかと研修にて、お伝えさせていただきました。
ただ、性能を上げるにはコストが上がりますが、適正なコストアップかどうかが大切です。
例えば、
耐震等級2→耐震等級3に性能を上げる場合、追加費用はいくらなのか。
断熱等級5→断熱等級6に性能を上げる場合、追加費用はいくらなのか。
追加費用が必要以上に上げられてしまうと、自社の利益を残していくことが難しくなります。
弊社のLeverageでは、自社の住宅仕様のコストが適正なのかどうかをお伝えし、
自社の原価改善を全国の会社様に取り組んでいただいております。
1棟当たり54.7万の成果が出ており、取り組んでいただいた会社様はみな、コストが下がっております。
原価を少しでも下げたい会社様は、一度弊社までお問い合わせください。
それでは。