環境と能力の関係性

みなさんこんにちは永野です。
今日は環境と能力の関係についてブログを書きたいと思います。
私には小学2年生の息子がいます。
私の影響もあるのか毎週土日はソフトボールを習っております。
ボールを捕る事、投げる事、打つ事が徐々にではありますが
できるようになってきて本人もやる気満々で続けております。
(予めお伝えしておきますと長男は極度の飽き性です。笑)
ソフトボールとはいえ、地域の子供会が運営するものでPTAのおじさんたちが
教えるチームですのでよそのクラブチームと比較しても環境が良くありません。
活動もジュニアチーム(4年生以下)で活動しております。
4年生は8名、3年生は4名、2年生は4名、1年生は0名。
だけです。
当日の練習や試合に家庭の事情もあり、参加できる選手になると
何とか試合が出来るかどうかの人数しか集まらない事はざらにあります。
そんな環境でのソフトボールなので、前向きな考えで捉えると
まだまだ下手くそな息子も試合に出れる環境でもあります。
そこで、本題に戻りたいと思います。
息子により上手になってもらおうと考えたときの手段として
1つ目の考え方としては
グラウンドも設備も監督、コーチも綺麗に整っているチームで活動する方が
上手になるという考え方です。
普通に考えればこちらの方がよく見えます。
私自身もこのようなチームで野球をやってきました。
ただ、試合は4年生までする事は出来ない為、1年生から始めるとすると
丸4年間練習のみ。です。
練習と試合は雰囲気や緊張感、実践でしか学べない状況などがある為、
練習で行う試合形式ではそのような雰囲気は出せません。
一方で長男が通うチームのような場合はその逆となりますので、
若いうちに試合に慣れる事が出来るので高学年になった時に
試合で嫌な緊張をする事がなく、試合慣れしている環境でプレーすることができます。
考え方は人それぞれあるかと思いますし、
どちらが正解と結論付けたいわけでもありません。
ここでお伝えしたいことは【挑戦できる環境が個人の能力に大きく影響する】
という事です。
皆様も、これまで学業や習い事、仕事などで様々な挑戦をしてきた事かと思います。
そのような皆様に思い返してもらいたいのですが、
自分の部下に挑戦するチャンスをしっかり与える事が出来ておりますか?
弊社ラストコンパスの教育方針に
「机上の空論より実践論で育てる」という方針があり、
インプットは程々にまずはやらせてみる。と言う方針があります。
そして学びの方針に
「勉強と実践を履き違えない」という方針もあります。
いくら勉強をしたとしても力はつかない。
実践する事で力が付く。という考え方です。
これは創業時から代表が口酸っぱく伝えてきた事で
今や弊社の文化になっております。
たった一人の優秀な人材が声を荒げてもそのような考え方は浸透しない。
会社の方針(文化)として、考え方から教育をしていく事が企業の成長に繋がると考えております。
社員の成長を促す為に、教育ツールを作ったり、マニュアルを作ったりする事は
決して間違ったことではありませんが、教わる社員が違う方向を向いてしまっているようでは
宝の持ち腐れになってしまいます。
一見遠回りに感じるかもしれませんが、先を見据えると案外近道かもしれませんね。
それでは。