たった一言で印象を変えるキャッチコピーの作り方
こんにちは。
砂古です。
今回は、住宅見学会のチラシやSNS広告、HPなどで欠かせない
キャッチコピーの作り方についてお話ししたいと思います。
「キャッチコピーは毎回なんとなく作っている」
「キャッチコピーってどうやって考えたらいいかわからない」
「毎回同じような言葉になってしまう」
という方に、すぐに実践できる作成のポイントを解説します!
♦︎♢♦︎♢
見学会は、お客様を呼び込むための大切なイベントです。
しかし、住宅は写真などの見た目だけでは他社との差別化がしづらく、
魅力を伝えることもなかなか難しいものです。
キャッチコピーは、
言葉で「暮らしのイメージ」を伝えることできる重要な役割を担っています。
ただかっこいい言葉をつかうのではなく、
写真では伝えきれない部分を補完し、
「この家を実際に見てみたい!」と思ってもらうための重要な役割を担っています。
キャッチコピーの作り方:
①家の特徴を書き出す
例:回遊動線、収納力、自然素材、広い土間、家事ラク導線
②広告を届けたいターゲットを明確にする
例:30代の共働き夫婦、子育て中、平屋を希望、家事に追われがち
③そのターゲットの“理想の暮らし”を言語化する
例:「朝の準備がスムーズ」「片付けやすい」「子どもがのびのび育つ」
④理想の暮らしが伝わるようなワードを組み合わせ、キャッチコピーにする
暮らしが目に浮かぶような言葉、共感されやすい単語などを組み合わせるのがポイント。
意識するべきポイント:
・間取りや設備の説明ではなく、「暮らし」を伝える
→“対面キッチン”という事実を書くのではなく“家族と会話しながら料理できる”暮らしをイメージさせる
・専門用語は避ける
・お客様目線で書く
→ 「私にも当てはまるかも」と思える言葉選びが大切。共感を得るのが大切。
•なるべく数字を使う
→「30坪のお家」など、広さや価格などを伝えるのも効果的。
•感情に訴えるワードを使うのもおすすめ
→ 「安心」「やさしい」「ホッとする」など感覚的な言葉も効果的。
♦︎♢♦︎♢
例:
「朝の支度もスムーズに。“探さない”が叶う家」
→共働き、家事動線、収納充実など
「子供にも、環境にも、やさしい家を。」
→子育て世代、省エネ、自然素材など
「自由な発想が広がる、遊び心がいっぱいの25坪のお家」
→デザイン住宅など
「子供と一緒に育つ家。」
→子育て世代、自然素材、高性能住宅など
設備や間取りの事実を解説するのではなく、
暮らし始めた後のシーンが目に浮かぶような表現にすると
お客様の心に残りやすくなります。
見学会の告知におけるキャッチコピーは、
広告のデザインと同様に重要な部分です。
ぜひ、今回解説した手順とポイントを参考にしながら
次回の見学会から魅力的なキャッチコピーづくりにチャレンジしてみてください。
今月も読んでくださりありがとうございました。
砂古