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工務店にとっての「やりがい」と「評価制度」とは?

いつもありがとうございます。ラスト・コンパスの堀です。
間もなく11月も終わり来月から師走に突入致します。
来年に向けての準備を皆様されていると思いますがいかがでしょうか?
来年は120年ぶりに民法が改正されるなど業界も動きがいつもとは違う形になると言われております。

それについてはまた述べたいと思います。

今回は前回私が記載したブログからの続きです。
https://lastcompass.co.jp/news/5174

「やりがい」とは何ですか?と聞かれて即答える事ができますか?
経営者、経営幹部だけでなく部下スタッフの方は答える事ができますか?

ちなみに広辞苑でやりがいを調べると「その事をするだけの価値とそれに伴う気持ちの張り」とあります。

例えば工務店の家づくりで当てはめると、家づくりで困っているお客様がいる→工務店がアドバイスをして困っていた事が解決できる→お客様は喜んで感謝して頂ける→頑張ろうという意欲が湧いてくるという流れの中でやりがいが生まれると思います。

逆にやりがいが感じられなくなったらどうなるのか?
モチベーションが下がり本来の力を発揮する事ができなくなります。

そのやりがいが感じられなくなる原因はと言うと
・仕事が誰のために何の役にたっているかわからない
・自分の仕事・会社に誇りを持てない
・目標達成を一緒に喜び仲間がいない
・業務がルーティン化されてしまい飽きがきている
・職場の人間関係が悪い
・給与などの待遇に不満がある
・努力しても評価されない
などなど沢山あります。

もしご自身が上記に該当してれば、もし他のスタッフが該当してれば「やりがい」は感じられなくなっている可能性が高いです。
やりがいについてのエピソードで良く語られている松下電器産業株式会社(現 パナソニック株式会社)の創業者、経営の神様と言われている松下幸之助氏に関する逸話があります。

創業間もない頃、世間には電球が普及していませんでした。電球工場では、出荷前の電球を布で磨くだけの仕事があったそうです。
単調な仕事で実際、従業員もつまらなさそうに電球磨きをしていたそうです。
そこで、松下幸之助は「君、ええ仕事しとるな~」(和歌山出身のため紀州弁で)と言いました。しかし、従業員は「磨くだけの仕事、誰でもできることや…」と思い、そのまま口に出したそうです。

それを聞いた幸之助は、「君が電球磨く。その電球で、町の街灯に明かりがつく。駅から家に帰らなあかん女の人がおる。君の磨いた電球のおかげで、いつも怖い思いして帰っていたのに、今日からは安心して家に帰れる。」と述べそして「おかあちゃんが帰ってくるのが遅くて、もう暗くなってもうて、ウルトラマンの絵本、読んでもらわれへん子供がおる。そんな子供の家に、君の磨いた電球一個灯るだけで、その子はおかあちゃんに、絵本読んでもらえる。ウルトラマンは続行や!!! 君、ほんまええ仕事しとるな~」と述べたそうです。

これを機に、従業員は自分の仕事に自信と誇りを持ち、電球を磨くだけの仕事にやりがいを感じて励むようになったそうです。

どんなに人から見て素晴らしい仕事でも、自分の仕事に自分で意味がないと感じると、途端に仕事は空しくなってしまいます。

逆に、どんな簡単な仕事でも、自分がやっている仕事の意味を感じることがやりがいにつながります。そして、やりがいがその人の眠っている潜在能力を引き出すのです。

皆様はスタッフの方々の潜在能力を引き出す事為にスタッフに対して話す内容のご参考にして下さい。

あと工務店のスタッフの方々から聞く一番の悩みは
「努力しても、頑張っても評価されない」
という事です。
自社スタッフは大丈夫。本当でしょうか?

「私はどうすれば昇格するのでしょうか?」
「私はどうすれば昇給するのでしょうか?」

と聞かれて即答でお答えができれば大丈夫な可能性があります。

が、答える事ができなければ・・・経営者のさじ加減で決めているから大丈夫と思っていたら「キケン」です。

優秀な社員ほど評価にこだわってます。気にします。現社員だけでなく採用にくる方も同じです。
評価制度がなければ優秀な現社員は頑張っても頑張らなくても公平な評価がなければ辞めていきます。採用にくる優秀な方も、公平な評価がなければ入社したくないです。
逆に評価制度があれば優秀な現社員は目標を達成したい、採用にくる優秀な方は入社したいとなります。

評価制度は労務トラブル回避、会社・個人の目標統一、優秀な人材の採用と定着、人材育成に繋がります。

工務店の評価制度はどうすれば良いのか?皆、何をしているのか?
家族経営規模でも作成可能なのかなどなど疑問があると思います。

私達はその問題を解決するお手伝いをさせて頂いております。
もし質問・疑問があればブログでは「工務店向けの評価制度の詳細」はとても記載できないので
info@lastcompass.co.jp
までお気軽にお問合せ下さい

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