一貫性POISON
大久保です。
私は結構漫画が好きですが、
一瞬で次を読みたくなる漫画と、一瞬で読みたくなくなる漫画
この2パターンが誰しもあるかと思います。
自分なりにこの原因を考察してみたところ、
必ず下記のパターンが当てはまりました。
それは、
一貫性が「有り」or「無し」
です。
例えば、作者の考えが初めと後でずれている。
とか、主人公の人格が、回を重ねるごとに変わっていくとか・・
いわゆる
“興覚め”する瞬間が、この「一貫性の欠落」という部分です。
逆に優秀な漫画を上げておきます。
「鋼の錬金術師」
この漫画は最初から最後まで「トレードオフ」の自然の摂理を
謳っています。
「ハンターハンター」
誰しもが知っているこの漫画は、登場人物の人物像の性格のパターンから
取るであろう行動が全て完璧に落とし込まれています。
と・・
これを一旦置き換えてお話させて頂くと、
この世の中にあるもの全てに関して必ずといって必要となる要素だと思っています。
(大袈裟だろ・・と思われるかもしれませんが私はそう思います。)
そしてこの根本原則を理解せずにがむしゃらに何かを一生懸命頑張っても
必ずと言っていいほど徒労に終わります。
例えばチラシはデザイン系で推しているのに肝心のwebはデザイン性がない。
webでは人やスタッフを推しているのに実際に会ったり電話したりすると対応が悪い。
挙げだすと枚挙に暇がないかと思います。
例えばプレゼンを作るとき、
→「結論的に何を伝えたいか?」
→「このセクションでは何を伝えたいか」
→「このページで何を伝えたいか」
に必ず落とし込まれますし、
DMを作成するとき
→「結論的に何を伝えたいか」
→「それが伝わる顧客はどういう顧客像か」
と、落とし込まれていきます。
すべての事柄の初めと終わりが
正しく一気通貫していないと、
「不信」「不満」「不安」という負の感情が生まれる
原因になってしまうからです。
一貫性は、自分の信念の上に事柄を乗せていくことで生まれるものだと思っており、
ついつい他人の信念に乗っかってばかりになってしまうと・・
言いたいことも言えない世の中になってしまうのではないでしょうか?
ポイズン