「残る工務店 残らない工務店2025」

いつもありがとうございます!
ラストコンパスの釜鳴(かまなる)でございます。
先日、新建新聞社の三浦社長にご講演して頂いた『残る工務店・残らない工務店』と題して開催したオンラインセミナーですが、
最終的に200名を越える方からお申込みを頂き、大盛況となりました!
ご参加頂いた皆さま、ご参加ありがとうございました。
最大のテーマとして、「コストダウン」に関する話をして頂きました。
新建ハウジング様発行の「住宅産業大予測2025 新築復興」内でもコストダウンの重要性が記載されてありますが、
コストダウンが不可欠な理由として、①利益確保、②競争力強化の2つを挙げて説明されていました。
工事原価は10年前と比較すると、約1.4倍になっておりますので、
しっかりコストダウンをしていかないと1棟ごとの利益が減ってしまうし、販売における競争力も無くなってしまいます。
そのため、「薄利多売」ではなく、「多売適利」にしていくことの重要性について話されておりました。
また、優秀な人材を確保するためにも会社の生産性についてですが、
1人あたりの売上として、以下のように基準を作られておりました。
低い:4,000万以下(賃上げが難しく、社員流出につながる可能性あり)
理想:7,000万(よい工務店の目安。好待遇も可能。)
高い:1億以上(理想的な生産性だが、普通はブラック企業になってしまう)
日々、様々な会社と打合せをさせて頂いておりますが、1人あたりの生産性は5,000万前後の会社が多いので、
あと少し生産性を上げてもらうか、売上は同じでもコストダウンすることで利益率を高めて頂きたいと感じた部分でもあります。
最後に、「残らない工務店」危険度チェックシートとして、10項目挙げて頂きましたが、
その中でも、“付加価値(粗利)率、額が低い(コストコントロールができていない)”
と話されておりました。
コストダウンに関しては関心度の高いテーマだからこそ、200名を超える方からのお申込みだったと思いますし、
セミナーにご参加いただいた企業さまからの打合せ依頼も多数頂いております。
以上、先日のセミナーの報告となりますが、来月もスペシャルベストをお招きしたオンラインセミナーを開催させて頂きます。
【東海地方NO.1の建材屋の社長が語る】
コストが「上がる工務店」と「下がる工務店」と題して、特別講演会を開催致します。
愛知・三重・岐阜の東海3県を中心に売り上げ220億の建材屋である
株式会社サンコー 代表取締役 加藤 秀司 氏 をゲストスピーカーにお呼びしてセミナーを開催させて頂きます。
普段はコスト交渉をされる側である建材屋の社長から、ついコストダウンに応じてしまう会社の特徴など、
建材屋目線のウラ話をお伝えさせて頂きますので、ぜひご参加くださいませ。
開催日時
2025/5/8(木) 13:30 ~ 16:00 (加藤社長LIVE講演)
2025/5/14(水) 13:30 ~ 16:00 (アーカイブ配信)
【東海地方NO.1の建材屋の社長が語る】コストが「上がる工務店」と「下がる工務店」特別講演会 | 株式会社LAST COMPASS