プロモーションとマーケティング

いつもお世話になっております。
ラストコンパスの黒田です。
今朝のニュースで、2月はさらに寒さが厳しくなる見通しだと取り上げられていました。
日本海側では雪も降るみたいですね。
3月になれば暖かくなるみたいなので、皆様も体調にはお気遣いください。
さて、今回は表題の通り、マーケティングについてお話させて頂きます。
以前から、中小工務店様の間で課題となっている集客ですが、
弊社では、インスタグラムやTikTokを活用した集客改善戦略をご提供させて頂いております。
しかし、インスタグラムやTikTokを強化しただけで集客が改善するというのは少し難しいとも思っています。
なぜなら、住宅業界全体を覆う集客不足は人口減少や原価高騰による着工減が大きな要因であり、顧客が家づくりに関して慎重になっているからです。
つまり、単純に顧客に自社のことを伝えられたとしても、それが直接的な集客につながるかは別問題であるということです。
では、そのような市場状況の中でも集客が好調な会社様はどのようなことをしていらっしゃるのでしょうか?
今回は、そんな会社様に共通していることをご紹介させて頂きます。
まず、集客に好調な会社様はプロモーションとマーケティングの違いをしっかり把握されているということです。
住宅業界でマーケティングというと、ポスティングやWEB制作、インスタグラムの投稿・広告投稿、LINE集客、オーナーズクラブなどをイメージされることが多いかと思います。
しかし、これはプロモーションであって、マーケティングではありません。
マーケティングとは、ポスティングやSNS広告などのような表面的な集客活動だけでなく、商品や価格設定などの商品戦略からから、実際の集客媒体や打ち出し方、そして、営業スキームの構築に至るまで、俗にいう、「商品・集客・営業」を一貫して考えることを指します。
つまり、「なぜ、誰に、何を、どれくらいの価格で、どこで、どのように、提供するのか」ということを明確にしていることです。
そして、冒頭のインスタグラムやTikTokを強化するだけで集客は難しいというのは、これが明確でないままに、ただプロモーションをしても成果を得られないということです。
着工数が減少し、顧客が細分化されている昨今において、今一度、自社商品の見直しを図るのはいかがでしょうか?
商品戦略とはどこまでいっても生ものですので、成熟期があれば衰退期もあります。
今後、住宅業界で生き残っていくために最も必要な能力と言っても過言ではない、「集客力」を強化する上でも商品の見直しは必要かと存じます。
弊社でも商品戦略を展開する上で、今回お伝えしたマーケティング戦略を大切にしております。
その考え方をお伝えする場として、WEBセミナーを随時開催しておりますので、
ご興味がございましたら、是非ご参加ください。
今後とも宜しくお願い致します。
ラストコンパス 黒田