御社の社員の理想像って?
こんにちは、ラストコンパス 佐藤 です。
時間が過ぎるのは早いもので、もう12月。1年が終わろうとしています。
毎年この時期になると、クリスマスプレゼントやら、大掃除やら、正月の準備やら、ふるさと納税やら、何かとやらなきゃいけない事に追われます。。。
一方で私の場合は、
「去年の今頃の自分と比較して、お前は何か変われたのか?成長できているのか?」と、1年の中で最も自問自答してしまう月でもあります。
成長というものは、忙しなく日々仕事をしている中ではなかなか自分では感じづらく、冷静に自分自身の成長を俯瞰的に客観視するのも難しいと思います。
ですので、自分の社員が冷静に自己分析できるような「道標」を作ってあげる事も、会社として、経営者である皆さまの重要な役目であるとも思ってます。
何を生意気に…と思われたかもしれませんが、
例えば、長年勤めている営業社員のAさんとBさん。
Aさんは、出世欲が強く、周りにも慕われ、他者を巻き込む力が突出している中心的存在、だが売上は下の下の万年ドベ。
Bさんは、出世欲や統率力はまるで無く、勤務態度も悪く、サボりグセ、だが売上は群を抜いて毎年圧倒的ナンバーワン。
こんな社員が在籍していた場合、会社としてこの2人をどのように評価されますか?
正直なかなか正しい回答は出せないかと思います。
これは極論ではありますが、
この会社に勤める以上、こういう人間で在るべきだという明確な像が見えない限り、ギャップが生じ、社員の定着ややりがいには繋がりません。
また、今度は前提条件が同じだった場合はどうでしょうか?
長年勤めていて、出世欲や向上心も高い、かつ、周りにも慕われる 会社の中心的存在。そんな工務課の2名がいたとしましょう。
Cさんは、規格住宅の現場管理を任されており、1年で10棟の現場を管理し、半分は標準工期を守る事ができた。
Dさんは、注文住宅の現場管理を任されており、1年で5棟の現場を管理し、4棟は標準工期を守る事ができた。
この場合、どちらの社員の能力が優秀と評価されますか?
同様になかなか正しい回答は出ませんよね。。。
当然です。それぞれ会社毎で求める人物像は違うので、意見が割れるのも当たり前のこと。
建売や分譲が主で規格住宅でスピード感持って販売する会社と、注文が主で一邸一邸細かく打ち合わせをこなす会社とでは理想の人物像は異なります。
まして、これが今度は部署を跨いで、営業と工務を公平に評価するとなったらどうでしょう?
年間8棟受注する営業マンと、年間10棟現場管理をこなす工務。。。
もういよいよ頭を抱えてしまいますよね。。。
要は評価というものは、会社としての願い、経営者の願いでもあり、
かつ、当事者がそれに応じた自分の立ち位置を理解し、自発的に動けるようになる教育ツールでもある訳です。
100社いれば、100通りの想いや願いがあり、一つの型に収めることが出来ないのが、これら評価・育成・理念浸透になります。
我々ラストコンパスでは、各会社様毎に想いや状況をヒアリングさせていただき、経営者様と伴走型で日々コンサルティングをさせていただいております。
まずは、弊社で開催しているウェブセミナーから、是非お気軽にご参加いただき、ヒントにしてみてください。