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なぜシンガポールは学力世界1位なのか

こんにちは、古藤です。

  

 

皆様、シンガポールに行ったことはありますでしょうか?

 

私は高校の修学旅行で一度行ったことがあるのですが、

印象に残っているのはとにかく暑くて、お店の中が冷房ですごく涼しいという、

エピソードとしては全く面白くない印象だけが残っています。

 

そんなシンガポールですが、

実は世界水準でみて、学力がかなり高いのです。

というか、世界1位です。

 

小学4年生と中学2年生が対象となる国際学力テストに、TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)というものがあります。

簡単に説明すると、学校の理数科目をどのくらい理解できているのか、学習到達度を調べる調査です。

 

オリンピックと同じく、4年に1度実施されている国際調査なのですが、

2023年の実施結果がありましたので、共有させていただきます。

 

・小学4年生の部

【算数】

1位 シンガポール

2位 台湾

3位 韓国

4位 香港

5位 日本

 

【理科】

1位 シンガポール

2位 韓国

3位 台湾

4位 トルコ

5位 イングランド

 

・中学2年生の部

【数学】

1位 シンガポール

2位 台湾

3位 韓国

4位 日本

5位 香港

 

【理科】

1位 シンガポール

2位 台湾

3位 日本

4位 韓国

5位 イングランド

 

本題とは逸れますが、

日本も世界水準で学力は高いです。

(ちなみに小学4年生の理科では、日本は第6位でした)

 

見ていただいて分かる通り、

全教科においてシンガポールは第1位なのです。

ちなみに前回の調査でも、シンガポールは全4教科で第1位でした。

 

TIMSSとは違う調査で、PISAという国際調査もあるのですが、

シンガポールはそちらの調査でも全分野において第1位なのです。

PISAは、知識や技能をどれだけ実際に活用できる力が身についているのかを調べる調査です。

詳しくはまた調べてみてください。)

 

なぜシンガポールはそれほど学力が世界水準で高いのか。

 

その理由の一つが、

国家予算の約20%を教育に投じているからです。

 

ちなみに日本はシンガポールの半分以下と言われております。

シンガポールはそれだけの予算を投じることによって、

最新の教育システムの構築や新たなカリキュラム・教材の開発が進んでいるのです。

 

そして、結果として世界1位の学力を持つ国となっているのです。

 

 

これは企業の教育においても同じことが言えると思います。

 

優秀な人材を育成するためには、そのための教育をしないといけない。

そして、その教育をするためには、

教育フローやマニュアル作成、人事制度、外部研修、社内システム化など、

ある程度の費用を投資して、構築していくことが必要だということです。

 

弊社ラスト・コンパスとしても、

この教育というテーマは企業方針に落とし込んでいるほど、重要なものだと認識しています。

 

だからこそ、企業様にも教育の重要性に限らず、教育への投資の必要性を知っていただきたいです。

 

そんな教育を含めた人材全般に関するテーマは毎月行っております。

 

もし自社で教育から見直しをかけていきたいとお考えの企業様がいらっしゃいましたら、

ぜひ一度弊社のセミナーを覗いてみてください。

 

教育に投資をしていきたい

 

それではまた。

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