第8回コストラボを終えて。
こんにちは。
ラストコンパスの髙井です。
2024年もラスト1ヶ月となりましたね。
良い1年と言えるようにラスト1ヶ月、最後まで走り切りたいと思います。
今回は、11月14日に開催いたしました第8回コストラボを終えた所感をまとめたいと思います。
コストラボとは、弊社のLeverage加盟店様向けの研修となっております。
参加者も100名以上を超えました。ご参加していただきました皆様、ありがとうございます。
さて、ブログを読んでいる経営者様にご質問です。
①この1年間で販売価格は上げましたでしょうか?それとも下げましたでしょうか?
②この1年間で粗利は上がりましたでしょうか?それとも下がりましたでしょうか?
上記の内容における、コストラボの傾向を簡単にまとめさせていただきます。
まずは、①についてです。
加盟店からのアンケート結果ですと、半分ほどの会社様が販売価格を上げておりました。
新建ハウジングで先日発表されていた情報によると、
注文住宅の販売価格の平均が3,415万円で過去最高となっておりました。
昨年の平均単価が、3,186万円でしたので、ここ1年間で販売価格が229万円上がったことになります。
35坪と仮定すると、坪6.5万上がった計算です。
また、ローン返済で考えると、月々の返済額が大体+1万~1.5万程上がることにもなりますね。
※詳細は下記より
https://www.s-housing.jp/archives/369786
2024年はこれまでより
いろいろな会社様が販売価格を上げ、自社の利益を確保していることも一つ言えるのではないかと思います。
次に、②についてです。
1年前と比べて、2極化している印象です。
例を挙げると、粗利を30%以上取れている会社様が、1年前は全体の5%未満だったのに対し、
今回のアンケートでは全体の16%程に増えておりました。
逆に20%以下の会社が8%程だったのに対し、18%程に増えておりました。
この1年間で、原価管理を行い、業者と良い関係性を気づけた会社様が利益をきちんと確保できている印象です。
2025年も様々な値上げが予想されます。
LIXILさんは2025年4月~サッシ・玄関ドア・住宅設備機器などの価格改定をすると発表しました。
2024年の流れで考えると、Panaさんやタカラさんなど他のメーカーも値上げしてくるのではないかと思います。
皆様もメーカーの値上げ対策は今のうちから準備されることをお勧めします。
原価に関しての相談がございましたら
是非、一度ラスト・コンパスまでご連絡下さい。
それでは。