なりたい上司像
こんにちは、古藤です。
ラスト・コンパスでは、来月10月から第8期目に突入します。
(今月が7期目最後の月になりますので、残り少ない期間を最後まで気を抜かずに走り抜けたいと思います)
早いもので、私自身も3回目の期初を迎えようとしているところです。
そして、いつの間にか私よりも入社歴の浅い社員も増えてきており、教えるということも増えてきております。
弊社の方針の一つに「憧れられる人材になる」という項目があるのですが、
その方針のように今後、私自身も目指される人材にならなくてはいけませんので、
日々精進していく次第です。
その私の意気込みは置いといて、
一方で、教えられる側はどのような人材になりたいのか、どのような上司になりたいのか。
それに関する記事が日経新聞(9月10日朝刊)にありましたので、共有できればと思います。
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大手人材紹介会社であるエン・ジャパン株式会社が
「職場で目指すのは、どんな上司(リーダー)か」というテーマでアンケートを実施したそうです。
対象:エン・ジャパンの転職サイトを利用する20代~50代の会社員1,838人
下記がアンケート結果になります。
Q,「職場で目指すのは、どんな上司(リーダー)か」
■ 目標やありたい姿を明確に定める「ビジョン型」・・・30%
■ 部下との対話からやる気や行動を促す「コーチング型」・・・25%
■ メンバー全員から意見を聞いて意思決定を行う「民主型」・・・18%
■ 円滑にコミュニケーションが進むように関係を構築する「関係重視型」・・・14%
■ リーダー自身が高いパフォーマンスを見せる「先導型」・・・11%
■ 細かく指示する「先導型」・・・1%
※四捨五入の関係で100%にはならない。
この結果から考察すると、
目標を設定して帰属意識を高めつつ、具体的な作業を部下に任せる後方支援タイプが支持を集めていることになります。
また、別の統計では、
実際の職場においてコミュニケーションに関しての課題が浮き彫りとなっているということで、
現在の上司または部下とのコミュニケーションに
「大いに課題を感じる」「どちらかといえば感じる」と答えた人は全体の7割だそうです。
記事にはこちらの改善策として、
「定期的な面談・会食」「匿名での不満や対策案の共有」など、
コミュニケーションや意見交流を増やす施策が挙げられております。
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教育をする立場になるということは、
部下が目指している理想像を把握することも必須となります。
この記事の結果が全てではありませんが、
このような考え方が多いという一参考のデータとして持っておくことは必要かと思います。
また、ここには以前私のブログでも触れた世代も関わってくるかと思います。
Z世代やα世代など、時代や環境によっても考え方は変わってきますので、
教育を受ける立場の視点で考える重要性を改めて感じた次第です。
何かの参考になれば。
それでは