厳しい上司と親切な上司、どちらが成果につながるか
こんにちは。
ラストコンパスの宮尾です。
9月に入りましたが相も変わらず暑いですね。
秋が待ち遠しいところですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「厳しい上司と親切な上司、どちらが成果につながるか」です。
おそらく企業に勤めている方にとっては永遠のテーマではないでしょうか。
私自身もラストコンパスに勤めて約3年が経とうとしていますので、後輩も増えてきました。
そこの中で良く感じるのが今回のテーマです。
どちらの方が成果に直結するのかをお伝えできればと思います。
ここで伝える厳しい上司とは
組織で事業を動かしていくにあたり、部下にプレッシャーをかければパフォーマンスが高まると考えている。
すなわち、あえて厳しくすることによってポテンシャルやメンタル向上に繋げているという
上司の人間性そのものが厳しいというわけでなく業務中あえてそのような対応をしている人を指します。
逆に親切な上司は
部下が分からないことがあれば、すぐに手を差し伸べ1on1での相談を欠かさず常に相談に乗る。
何か部下が新しく始めるときも助言やアドバイスを欠かさない、いわゆる兄と弟のような対応の人を指します。
イェール大学経営大学院の研究によると
厳しい上司の下で働いている従業員は、そうでない従業員と比べ医療費の支出が46%も高かった論文が発表されています。
つまり、咤激励ではなく単純なストレスと重圧により通院するリスクが高まっていることが分かりました。
親切な上司はというと
リーダーが自己犠牲的になると、部下が心を動かされ鼓舞される。その結果、従業員の忠誠心と献身度は高まり、
自身の義務ではなくても他者を助けたり親切に接したりするようになるとニューヨーク大学の研究発表で明らかになりました。
結果的に従業員の幸福度が高まり、幸福になると職場がより快適になるだけでなく
社員同士の関係も良好になり、顧客サービスも向上する。そうすると企業の生産性が高まることに繋がるとのことでした。
信頼と相互協力を重視するリーダーシップを追求すれば、より幸福な組織文化を築け
そのような職場では、従業員が互いに助け合い、その結果長期的に生産性が高まるので
私自身もそのような人間を目指したいと思いました。
なれているか?と問われると全くもってなれていないと思います。
9月で弊社も7期の終わりを迎えますが社内教育や人材育成を担っていく立場として
上記のような人間に成れるよう志していきたいなと思います。
弊社でも生産性に繋がる人材体制を構築するイベントを毎月開催しています。
皆様ももし興味あれば覗いてみてください。
それではまた。
心理社会的労働条件と医療サービスの利用(参考文献)
https://bmcpublichealth.biomedcentral.com/articles/10.1186/1471-2458-11-642」
ウォートン・マネジメント(参考文献)
https://mgmt.wharton.upenn.edu/?LinkServID=1CCA2143-EBC7-4D12-A47F360C2FF68CBC