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”綱引き実験”から分かること

 

 

宮尾です。

肌寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

ラストコンパスも新たに8期目に突入し私も3年目になりました。

8期目に突入してから、私の環境も劇的に変化しました。

 

例えば、今まで様々な弊社システムを全員が一丸となってオールマイティに拡充させていた体制が、

1つのシステムごとに人員を置き、より専門性に磨きをかける体制に変化したことです。

 

より日々の仕事に磨きがかかり、やりがいを感じる日々を過ごしております。

そんな中で、以前私がネットで見たテーマが思い浮かんだので紹介します。

 

皆様「綱引き実験」をご存知でしょうか。

 

筋肉の力を、最大100とした時の実験測定です。

 

綱引きを、2人対2人で行うと、ひとりずつは98%の力を発揮しますが

8人と8人では、ひとりの力は48%しか発揮しません。

 

例えば、社員の給与が50万円/月ならば、2人では100万円支給で100万円分働く。

8人ならば、4人分の働きですから、400万円払っても200万円分しか働かない。

 

「人はサボれるならサボる」という本性と「額に汗して充実している方が良い」という本性があるということです。

 

以前、ユニクロの柳井社長の

「少数精鋭で仕事するということを覚えないと日本人は滅びるんじゃないですか」

と発言したことが物議を醸しておりました 。

 

例えば、大企業で働いていた部長以上のクラスでも、中小企業で力を発揮することは出来ない事が多い。

 

長年に渡り大きな組織で「サボれるならサボる」という本性が優先して働いているならば当然の結果と言えます。

 

一方、中小から大企業に成長する企業を経験している人材ならば、

中小企業でも充分に活躍出来る可能性は高いと言えることになります。

 

しかし、日ごろから中小企業の会社様からの話聞いていると皆様「人材が採用できない・来ない」といった相談が非常に多いです。

 

経営者自身の片腕になるような人材や有能な中途採用の社員を獲得したい場合

前職で100%の力を発揮して仕事の成果を出し続けている人材が採用基準でなくてはいけない。

 

ただし、優秀な社員が来てくれるかどうかは、中小企業の場合、採用する側の会社全体

の能力や人として魅力(ビジョン、理念の実現力)見極めが重要です。

 

優秀な人材は、移動先である企業が有能であるかどうかを見極める力があるからです。

 

そのような人材が転職で大切にすることは、前職のように

100%力を発揮させてくれるような企業でなくてはならないことでしょう。

 

「いい社員がうちに来てくれない」と言う企業はまずは自社のビジョン

理念の実現力や体制を改めて磨きかける必要があると思います。

 

弊社では上記のような相談に関して必ずオススメしている講演があります。

1つの答えをお伝えしております。興味があればぜひ覗いてください。

「組織で売上をつくるための経営戦略」特別講演会

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