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「必要な家」

「必要な家」

 

代表の伊藤です。

皆さん断捨離のコツって知っていますか?

私は、

 

「要らないものを捨てる」

 

ことが断捨離だと思っていました。

しかし、本当の断捨離には次の段階があるそうです。

次の段階とは、

 

「好きなものを捨てる」

 

ことらしいです。

最初疑問を持ったものの、ああ、なるほどとなりました。

 

要らないものを捨てたら当然残るものは好きなものになります。

しかし、好きなものであっても「使わないもの」もある。

 

例えば、靴。ほぼ使われていないくせに好きで買ったために

捨てられない。。まだまだ綺麗だし捨てるには勿体ない。。

 

その判断基準で行くと

部屋や収納が片付くことはありません。。

この考え方を家に転用すると非常に合理的な結論になります。

 

無駄だらけな家でもなく、

好きな家でもない。

 

『必要な家』

 

例えば、子供部屋。

日本の文化では、必ず2階にありますね。

私だって、子供の立場になれば

 

「子供部屋は2階に欲しい」

 

です・・・。

 

 

まあ、このニュアンスですね。

 

2階に「欲しい」・・・

 

しかし、このように考えると部屋の主人公が変わります。

子供部屋というのは、

 

「子供部屋の瞬間もある部屋」

 

です。

よく考えれば40年・50年住み続ける家・部屋な訳ですから

子供部屋として機能するのは、そのうちの

 

「たった10年間」

 

程度です。

たった4分の15分の1しか使われない部屋を

 

「子供部屋と呼ぶ方がおかしい」・・・。

 

割合的に考えれば否定出来ないはずです。

 

つまり、私たちが子供部屋と呼んでいる部屋は

(子供が巣立った後)収納だったり、客間だったり、書斎だったり、

 

親が使うべき部屋(親が主人公)

 

ということになります。

これも住む期間の4分の35分の4、が親が使う部屋となるので

期間的に考えて当然否定は出来ないはずです。

 

さて、そうなるとこの子供部屋は、

 

 

1階に設置しなければならない部屋」

 

 

ということになります。

50歳くらいから、年齢とともに

足腰が弱くなります。

 

一度怪我するだけでも一生後遺症として

苦しみ続けることにもなりかねません。

 

そうなると、

2階の子供部屋が、将来の収納部屋、客間、書斎になるのは

老後の体力・危険性から言っても選択肢に入りません。

 

つまり、1階に子供部屋を作るのは

合理性・機能性・危険性全ての面から妥当だと言えます。

 

1階に子供部屋を作る理由は

まだまだありますがそれを続けると1万文字使っても

終わりませんのでまた別の機会に笑

 

この、

好き<必要

という考え方は、私が最も大事にしている思考になります。

私たちの提供するサービスも例外ではありません。

無駄だらけのサービスより、

 

本当に必要な物だけを残し

そのサービスを徹底的に磨く

 

方が長く利用されます。

それは会社にとって好ましいものではなく、

 

好ましいを凌駕した「必要なもの」だからです。

 

シンプルに「本当に必要なもの」を磨く集団になっていきたいと思います。

 

伊藤

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