関与者を最小化する
こんにちは。
さて、ラストコンパスでは8期を迎えるにあたって
先日、戦略合宿という1泊2日の研修を実施しました。
内容は、新商品・更新・販売促進の3点で各メンバーが4チーム(4~5人)に分かれ
チームごとにそれぞれの戦略を考えるというものでした。
約12時間かけ、
起案・エビデンスの収集・プレゼンのための資料作成
・アウトに対する対策などを行っていきましたが、
優勝を決める。決まったら実行する
というプレッシャーを与えられ、私も本気で勝ちにいったので
個人的には割と楽しめました。
やはり、本気で何かをやることは楽しいなと
改めて感じた今日この頃です。
さて、チームの適正人数として
Amazonの創業者で先日CEOを退任したジェフ・ベゾス氏が
2枚のピザ理論(チームの最適な人数は2枚のピザを分け合える程度(5~8人)
ということを提唱していますが、
ある程度人員が増加した際に、
・意見がまとまらない。
・傍観者が出る。
・話している人が毎回同じ。
このような状態になることは往々にしてあるかと思います。
現に会議などは、
仮に時給が平均2500円、会議時間が3時間、メンバーが10人だと仮定すると、
それだけで会議コストは2500×3×10=75000円にもなります。
では75000円以上の価値創出を間違いなく出来たと思える会議は
実際少ないのではないでしょうか?
そしてそれだけではなく、メンバーの増加は
会議での生産性の低下を引き起こす可能性があると私は考えています。
例えば
1人で決める。と
5人で決める。では、
最低でも確実に時間は5倍かかりますし、
民主主義的に多数決で決めても良い案が残るとは限りません。
また実行部隊が多いと、
こちらもまた時間が掛かります。
例えばDMを例に挙げます。
私は起案も文章もデザインも基本的に1人で完結させますが、
これが3人になれば
相談や意見の食い違いによる修正が必ず必要になります。
結果的に1日で終わる仕事が1~2週間かかるわけです。
逆に以前、1枚のDMですべての案内を行うと言った、
既存の概念を壊したDMを2日で作成しましたが、
1000部で平均9.3社の反響がありました。
これは、起案者と作成者が同一の人間であるが故の
スピードと成果であると個人的には思っています。
今回の戦略合宿で、
関与者を最少人数にして、
前向きに志願する人のみでプロジェクトチームを組み、
実行する。
これが一番楽しく、実績も出て早い。
ふとそんなことを思いました。
なのでもし、あなたが
徒に不要な関与者を増やしてしまっている場合は、
一度最小限のチームで動く工夫をすれば
生産性が飛躍的に向上するのではないでしょうか?
では。