Z世代の目線から
こんにちは、ラストコンパスの田中です。
私がラストコンパスに入社して10月でちょうど半年を迎えます。
半年でできるようになったこともあればまだまだできないことも多々あるので今後も精進していこうと思います。
最近、新建ハウジングの記事で人手不足関連が原因の倒産が年間で過去最多になっているというものを目にしました。
人手不足の中でも「求人難」「人件費の高騰」「従業員退職」の三つが倒産の大きな要因となっているようです。
建築業界は人手不足で困っているというお話もよく耳にします。
そのうえで今回はいわゆるZ世代の私の目線から職場環境や採用のことについて書こうと思います。
そもそも皆さんはZ世代はどんな特徴の世代だと思われているでしょうか?
人材会社で大手のリクルートの記事ではZ世代の働き方の特徴・価値観について
「Z世代はワーク・ライフ・バランスを重視する傾向があり、残業や休日出勤を好みません。「自分らしさ」を大切にしているため、プライベートの時間が削られる会社では自分らしく働けないと考え、離職につながることもあります。」
と書かれていました。
この特徴・価値観についてはZ世代の私から見て的を得ていると感じます。
また、もう一つの特徴としては転職に対する抵抗感がこれまでよりも小さくなっているのではないかということも感じます。
就職活動で情報収集していると転職する人が増えているということもよく耳にするため、不満があるとすぐにやめることを考える傾向にあると思います。
この傾向は建築業界に限らず問題となっており、新卒社員の3割は3年以内に退職する時代となっています。
また、東京商工会議所の調査では「転職希望」が「定年まで働きたい」を上回る結果が出ています。
実際、同世代の友人の中にも入社前から「2,3年働いたら転職しようと考えている」という人も多く、「転職=キャリアアップ」と考える人が多いように感じます。
そのため、長く仕事を続けてもらうためにはその職場で働きたいという本人の意思があるということが非常に重要です。
本人の意思でその会社で働いてもらうためには入社してからどう接するのかということも重要ですが、採用の時に会社のことをしっかりと知ってもらっているかどうかも重要だと思います。
というのも、同じ年の友人で辞めた人や辞めたいと思っている人の話を聞いていると採用の時に聞いていた話、思っていた会社と違うという不満をよく聞きます。
そのため、入社後の教育体制、人間関係も、もちろん重要ですが採用の時に自社のことをどこまで伝えられるか、具体的なイメージを持ってもらえるのかということも非常に重要なことだと思います。
弊社では人材関係のセミナーも行っていますので、ぜひご参加いただければと思います。
ラストコンパス 田中