今一度、集客を基礎から見直す
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
本日は、相談の尽きないテーマである「集客」についてお伝えしていきたいと思います。
「集客なくして売上なし」という言葉があるほど、会社経営の根幹ともいえるのが「集客」です。
どれだけ優れた商品やサービスを提供していても、顧客がその存在を知らなければビジネスは成り立ちません。
では、どのようにして効率的に集客を行い、安定した顧客基盤を築くことができるのでしょうか?
ここでは、住宅会社が取り組むべき集客方法と、成功のための戦略について詳しく解説します。
■ ターゲット市場の明確化
最初のステップは、ターゲット市場を明確に定義することです。
住宅の中でも注文住宅ともなると、幅広いニーズに応えることが可能ですが、すべての人に訴求しようとすると、かえってメッセージがぼやけてしまいます。
例えば、新築を検討しているのが、20代~30代の若い夫婦なのか、それとも建て替え・リノベーションを考えている中高年層なのか、はたまた投資用物件を探している投資家なのか。
ターゲットを明確にすることで、広告媒体、文言、色合い、文字の大きさ、画像の選択など大きく変わってきます。
「誰に届けたいのか?」を決めることで、効果的なマーケティング戦略を立てることが可能になります。
■ WEB、SNSの強化
現在、多くの人が住宅の購入やリフォームの情報をWEB、SNSで検索します。そのため、住宅会社として、ただあるだけのHPやinstagramアカウントにしていても、競合がいる中で、大きな差がついてしまいます。
今一度、下記の対策項目を確認して頂き、改善事項がないかチェックしてみて下さい。
<HPデザイン>
HPを作成する上でWEB制作会社に依頼をすると、決して安くない費用がかかります。そのため、一度作成したら、デザイン自体はなかなか修正しないという方が多いですが、時代の移り変わりとともに求めるデザインや使い勝手は違ってきます。
特にここ数年で大きな変化となったのは、PCでHPを見るのではなく、スマホでHPを見るようになったことです。一見PCで見てデザインが良くても、スマホから見るとデザインが悪く見えたり、使い勝手が悪かったりします。
PC画面とスマホ画面のどちらを優先して組み立てるといえば、今どきはスマホということになるかと思います。
<SEO対策>
昔からある戦術ではありますが、無視できないのがSEO対策です。自社のウェブサイトが検索結果の上位に表示されるよう、SEO対策の強化も検討が必要です。
<ブログの運営>
ブログを定期的に更新し、住宅に関する有益な情報を提供することで、潜在顧客の関心を引き付けることができます。
お客様のファン化を考えるのであれば、会社の雰囲気を開示する日常風景(例:「今日は会社でBBQをしました!」など)の投稿も悪くありませんが、それだけでは、お客様をファン化させるのは難しいため、最新の住宅トレンドや、住宅ローンに関するアドバイス、リノベーションの成功事例など、お客様にとって有益だと感じる内容をメインにブログを取り上げるのがおススメです。
<SNSの活用>
せっかくHPを改善しても、発見してもらえなければ、これも意味を成しません。そこで、HPへの導線確保としてSNSを活用して、ターゲット層に認知させていくことが有効的だと考えています。
特にInstagramは、視覚的な要素が強いため、住宅に関心のあるユーザーにアピールするのに適しています。
■ 顧客レビューの重要性
住宅購入やリノベーションは、人生の中でも大きな決断の一つです。
そのため、潜在顧客は他の人の経験や意見を非常に重視します。良いレビューや口コミは、見込み客に対して大きな信頼を築く手助けとなります。
顧客からのフィードバックを積極的に集め、ホームページやSNSでシェアすることが重要です。
Googleビジネスのプロフィールやご使用されているポータルサイトでのレビュー管理も忘れずに行うようにしてください。
■ 顧客との長期的な関係構築
一度の取引で終わるのではなく、顧客との長期的な関係を構築することも重要です。
購入後のアフターフォローやメンテナンス、地域や普段の生活のお役立ち情報の提供などを通じて、顧客との定期的な接点を持つことが重要です。
関係が強固であれば、リフォームなどの直接的な受注から、知人の紹介につながる可能性を高めてくれます。
さいごに
集客には、総合力が必要だと考えております。今回紹介したところに一つでもほころびがあると、集客は最大化しません。
上記の戦略をバランスよく取り入れることで、安定した集客を実現し、会社の成長を促進することができます。
参考になれば幸いです。