SEMINAR 説明会情報 INQUERY 資料請求 TEL 電話

成長の4類型



こんにちは。




さて、このブログが公開される頃には
私は大阪にいるわけですが、



東京を思い返すと、建築物や街づくり
街並みに並ぶ広告の1つ1つが
研ぎ澄まされており、



街ごとにカラーがあり、
多様性が肌で感じられる場所でした。



新宿を拠点に
東京やその周辺の大方の街に行きましたが、
付き合ってくれた笹川には本当に感謝しています。



そして、
環境の変化が成長を促すということで、
東京に揉まれた結果、
私も1人で見ず知らずのバーに入れるくらい成長したのですが、、





本日は成長戦略に関してです。





イゴール・アンゾフという研究者が
生み出したマトリクスがあります。




これは縦軸に新規市場と既存市場
横軸に既存製品と新規製品を取った
マトリクスで、成長戦略を4つにカテゴライズする考え方ですが、





例えば既存の商品・市場で集客の手法を変えたり、営業の方法を変えたりみたいな戦略を
「市場浸透戦略」と言います。
(弊社の商品で言うと、レバレッジ、クオート、プロモ、セールスデザイナー)





この戦略の良い点は、
4つの戦略の中で、
変化が最も少ないため、社内反対などの参入障壁を最小限に抑えられる点です。




しかし弱点は、
売上を大幅に改善するなど
ドラスティックな改革は難しいという点にあります。




そして、私たちのクライアントでは
ほとんどの企業がこの市場浸透にフォーカスしている印象です。




ちなみに
このマトリクスの中では、
新製品開発戦略が「シンプルノート」




新市場開拓戦略が、
人材を活かした横展開という意味では「ポテンシャル」
に分類されるかもしれません。




では、多角化はどうでしょう?




これは例えば建築業が、飲食店を始めると言った、
全く関連性のない分野に参入するという戦略となりますが、




事業を立ち上げるという点では参入障壁が高くなりやすい一方、
ハイリターンが見込まれ、かつ、事業間でリスク分散が可能になります。




またその多角化の中でも
相乗効果を得ながら多角化する手段も存在します。




例えば、
建築業×買取再販事業




新規市場で新製品という意味では事業間リスクを回避する
多角化と捉えることが出来る一方で、




建築のスキルやノウハウを継承できるといったシナジーを得れるという観点から見ると、
非常に目の付け所が良い事業戦略の1つです。




そして多角化も4つにカテゴライズされるのですが、




一般的にこのシナジー+多角化の形態を
「集中的多角化」と言います。




例えば
スポーツゲームで有名なKONAMIのスポーツクラブ展開は
全く別市場にも関わらず、既存ノウハウの活用というシナジー効果を得た点では、
集中的多角化の代表例と言われています。




つまり弊社が行う「リノマ」は
集中的多角化のビジネスモデルに分類されるわけですが、




もしあなたが劇的な変化を望むのであれば
既存市場・商品のテコ入れだけでなく、
一度、この買取再販のシナジーを活かした多角化の流れを確認頂きたいと思います。





そして、事業を立ち上げ、
人を採用し、業務を循環させ、
新しいことを始めるその環境にだけ、




成長と楽しさが待っています。




では。

一覧へ戻る