「忙しいけど儲からない」
いつもありがとうございます。
ラスト・コンパスの堀です。
先日とあるメーカーの方に誘われて東京ビックサイトにて開催されていたリフォーム産業フェアに行ってきました。
2日間で15000名参加していたとの事でしたのでこのブログを読んで頂いてる方の中には参加された方いたのではないかと思います。
久しぶりにあのような場所に行くと出店している知人も多くいましたし、講師をしている知人もいたり、10何年振りにお会いした知人もいたりで内容よりも出会いが個人的には面白かったです(笑)
内容は色々な商材の出店や高性能リフォーム、買取再販など地場工務店しかできない事をしていきましょうという事が多かったです。
なぜなら今昨年比で新築受注が全国平均15%減少と聞いております。
その減少した分を通常のリフォームで埋めようとしても非常に厳しい。
何が厳しいかと言うとリフォームは訪問販売も含めて参入障壁が少ないので競合が多すぎるのと、新築と比較すると単価が低いので埋めるのは非常に大変。
例えば新築3棟完工(請負金額2500万)とした場合7500万です。
リフォーム1件仮に500万と仮定した場合500万×15件=7500万となります。
新築3件とリフォーム15件
今までと同じスタッフで減少した分を埋める事ができますか?
リフォームは新築よりも蓋開けてなんぼの世界ですので、技術、知識、経験などがいります。
100万のリフォームも500万のリフォーム打合せの回数は変わらないですよね。。。
この10年大手10社の順位は変われどもほぼ顔ぶれは変わっていないのとヤマダやディオンなど家電量販店など異業種から参入が躍進しています。(ニトリやホームセンターも)
【住宅リフォーム売上ランキング2023】積水ハウス、1659億円で9連覇達成 :: リフォーム産業新聞 (reform-online.jp)
という事になると
ただリフォームとしているだけでは売上の確保、利益の確保が厳しい結果になってしまいます。
現にリフォーム業の倒産が過去最多ペースで増えているとの発表もあります。
リフォーム業の倒産が急増1~10月で累計82件に :: リフォーム産業新聞 (reform-online.jp)
通常のリフォームのみをしているとよく言う「忙しいけど儲からない」という事に陥りやすいです。
新築市場は右下がりでリフォーム市場は右上がりと言われておりますが現実はリフォームも厳しいです。
どうすれば良いのか?
という事ですが旅行業や飲食業など全く違う業種に参入してもよほどの資本と人材がないとうまくいきません。
私も何社か建築と飲食経営している経営者を知っていますが飲食の収益は・・・と聞きます。
なぜ経営しているのかというとOB、地域、自社ブランディングなどの為です。
そのような余裕がある経営をされている方だからできる事かと思います。
それではそうでいない経営者はどうすれば良いのか?
今までの建築の知識、経験、技術を活かしながら新事業を構築する。
しかも今のメンバーのままで。
そんな市場があるのか?と思われたかもしれませんがあるのです。
私が担当している新築年間20棟近く獲得されている会社の担当役員の方がその市場に参入して成果が出た時に
「(新築、リフォームと比較して)こんな楽な市場(事業)あったのですね」
との言葉が出ました。
来月にその市場、事業の説明会を致しますのでぜひお聞き下さい
下記をぜひご覧下さい。これからの経営のヒントがあります。