スノーピークから学ぶ
永野です。
7月に入り、高校野球のシーズンに入ってきました。
全国各地では、夢の甲子園の舞台に向けて甲子園の予選が始まりました。
昨年の夏は、慶応高校が107年ぶりに甲子園を制覇したことで感動をくれました。
それと同時に、もう一つの話題がありましたね。
それが、髪の毛です。
従来、高校野球と言えば丸坊主のイメージが強かったのですが、
慶応高校の選手は半分以上ロン毛でした。
賛否はあるかもしれませんが、これからの高校野球のブームになりゆる可能性もあるので
それはそれで時代の変化という事で楽しみなところでもあります。
これ以上、野球の事を書くと後藤取締役に怒られますのでここらで辞めておきます。(笑)
さて、ブームと言えば、コロナ禍でブームを巻き起こした【キャンプ】
例外なく私もそのブームに乗った一人でした。
つい先日も、家族でキャンプに出掛けましたが、あの時程の活気もなく
どこか寂しい景色が広がっておりました。
コロナで蜜を回避する為にキャンプを始めた人々も、いつもの生活に戻り
普通に旅行にいったりするなど、キャンプではない娯楽を楽しむようになりました。
その影響をもろに受けたのが、スノーピークですね。
今月9日に上場廃止が正式に決まりましたが、2022年の決算までは好調に伸びていた企業です。
2022年の決算で前年比割れ、2023年には大割れで【純利益99.9%減】という衝撃的な報道もありした。
一方で、THE NORTH FACEで有名なゴールドウィン社は増収増益。
同じキャンプメーカーとしても活躍していた2社の大きな違いは何なのか。
様々な見解があると思いますが、中でも大きかったのは
“ブームに左右されるビジネスモデル”か否か
というところではないでしょうか?
ゴールドウィン社はキャンプだけでなく、アパレルから始まりスポーツ業界や商業施設など
様々なシーンでよく見かけます。
仮に、今回のようなブームが来た時にはブームに乗り、
ブームが去った時には他事業でカバーする。
のような動き方が出来るので大幅な減益を回避することが出来たのではと思います。
建築業界でも、今は全国各地で昨対割れが続いておりますが、
新築1本勝負で突き進むという考え方もあると思いますし、
新築だけではなく他事業も視野に入れて経営方針を変えるというのも1つの手なのかと思います。
中小企業の強みは、機動力の速さが武器になりますので、
周りがまだ軌道修正が出来ていない間に次なる手を打つことで、
第二次成長や第三次成長に繋げられるのではないかと思います。
目先の売上利益はもちろん大事ですが、
未来の売上利益を考え行動する事も忘れないようにして頂ければと思います。
もし、なにか良い事業を模索しているという事であれば
下記URLを参考にして見て下さい。
なにかヒントが隠されているかもしれません。
https://lastcompass.co.jp/news/seminar
それでは、また。