危機意識の重要性
皆さん、こんにちは。ラストコンパスの田中です。
入社して二か月が経過し、社会人としての生活、仕事にも慣れてきました。
入社したての頃よりわかることが増えてきましたが、自分の知識不足もよりはっきりと感じるようになりました。新人だからと言い訳せずできるだけ早く戦力となっていけるよう取り組んでいこうと思っています。
突然ですが、皆さんは危機意識を持って生活しておりますでしょうか。
私は危機意識を持つことがかなり重要なことだと考えています。成長するためには労力をかける必要があり、良くなるとわかっていても後回しにしたり諦めてしまいがちです。
しかしやらなくては今の状態よりも悪化するという危機意識があればそれを回避するための行動要因となります。
危機意識がなくとも良い方向に行動を進めていくべきですが、危機意識がなければなかなか行動できないという人も少なくないと思います。
危機意識について調べてみると、
危機意識が高まりやすくなる条件には
・過去に失敗した経験がある
・リスクの情報が信用できる
・明確にリスクが迫っている
・周りの人が危機感を感じている状態など
が関わってくるそうです。
実際に地震などの大きい災害の直後は災害に対する危機意識が高まり対策についてメディアで大きく取り上げられたりもします。
逆に危機意識が低くなりやすい条件として
・リスクが曖昧である
・情報が多くなりすぎる、信用できない
・慣れてしまっている
・周りに危機感があるように感じられないなど
が挙げられます。
例えば少子高齢化問題は何年も問題として取り上げられていますが、規模が大きすぎる話で情報も多く出回りすぎているため具体的にどんな影響があるのか、少しずつ影響が出てきているとは言われるものの危機意識を持っている人はごくわずかなのではないでしょうか。
しかし、建築業界であれば人口構造の変化によって注文住宅の着工数は前年よりも10%近く減少しています。2040年まで住宅の着工数はさらに減少していくことが予想されています。
着工数の減少といっても日本全体のことで規模が大きいためなかなかリスクが想像しにくい問題となっています。危機意識が低くなりやすい条件がそろっているため、なかなか危機意識を持ちにくいものとなっています。
危機意識を高める条件から考えると
信用のできる情報を集めるということとその情報をもとにリスクを明確なものにしていくということが重要となってくると私は考えます。
建築業界の今後についてや現状の課題などについても弊社のセミナーではお伝えしておりますのでご活用いただければと思います。
ラストコンパス 田中