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便利そうだけど、よく分からない

ラストコンパスの髙藤です。

突然ですが、皆様はAIの活用はされていますでしょうか?

ChatGPTが話題になり、なんか便利そう?でもよく分からないし、何回か触ってみたけど・・・んー。という方が大半ではないでしょうか。

かくいうわたしもその類です。

知りたい内容を引き出すには質問スキルが必要ですので、数回触った程度では“よく分からない”という感覚になると思います。

「便利だとは思うがよく分からない。活用できれば今よりも何かしら良くなることは分かっている」という状態でしょう。


今回わたしは、MicrosoftのCOPILOTを使って以下の質問をしてみました。

「建設業の動向2023 年と2024年を詳細に調べた上で、倒産に至った原因を記載してください。」

その回答が以下です。

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建設業界は2023年以降、さまざまな課題に直面しています。これにより、倒産件数が増加しており、具体的な対策が求められています。以下は、建設業界が直面している主な課題と、倒産に至った原因です。

1. 海外情勢の変化による資材の高騰:
o 建設業が利用する建材や資材の多くは海外から輸入されています。
o 近年はウクライナ情勢の悪化や世界的な円安が影響して、資材の高騰が深刻です1.
o 工事資材の高騰は、工事費用の増加につながり、価格競争に悩む可能性があります。

2. 少子高齢化による後継者不足・人材不足:
o 労働人口の少子高齢化が進んでおり、後継者不足が深刻です1.
o 建設業は資格の有無によって建設業許可の取得可否が決まるため、技術のある人材を育てる必要があります。

3. 新型コロナウイルス禍による倒産件数の増加:
o 2022年度は過去2年間よりも倒産件数が増加しています1.
o 物価の上昇と人材不足が主な原因です。
o 特に中小企業は今後も物価や環境の影響を受けやすい状況です。

また、2024年問題として、建設業界が解決すべき労務環境の働き方改革についても考慮する必要があります。具体的な対策として、テレワークの推進やIT技術・AIの活用、i-constructionによるICT化の普及が挙げられます
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本来は数回のラリーを行って精度を高めていくのですが、今回は上記だけで見ていきます。
原価高騰によって売価に転嫁できず(価格競争によっても)利益が得られないから倒産に至った。ということが原因だと分かります。

利益改善の解決策は、売価を上げるか原価を下げるかしか方法はありません。

売価を単純に上げるのは、地場工務店さんにとっては価格競争もあって難しい状況だと思いますので、やはり原価を下げることにフォーカスしなければなりません。

そんなの分かってるよ!という声も聞こえてきそうですが、“今よりよくなることは分かっている”のに“どうやっていいのか分からない”と目の前のことに流されてはないでしょうか?


AIを活用しましょうという話ではなく、便利だと分かっているがよく分からないからと諦めず、利益を確保するための情報収集はしっかり行ってみてはどうでしょうかということです。


是非、弊社セミナーにて。

それではまた。

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