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「嫌だ」をパワーに変える

こんにちは。

砂古です。

ついに花粉が舞う季節になりました。
花粉症の症状がひどくなり、先日耳鼻科に行きましたが、
行くタイミングが遅くなってしまって
待合室で2時間近く待ちました。
診察時間は30秒でしたが。

「3月ごろから混むので、早めのご来院をおすすめします」
と、2月ごろから病院からLINEがきていたのに、
症状がひどくなってからようやく重い腰を上げて行った、、
というのが原因です。

言われた通りにすぐに行ってたら時間を無駄にしなかったのかなとか後悔しています。

「嫌だ」「なんとか治したい」と
症状が出てから行動する。
私はいつもこんな感じで
自分のこととなると早め早めの行動ができない人間で
ネガティブな気持ちが先行して動くことが多いと感じます。

 

 

人間の行動原理は2つしかないのはご存知でしょうか?

・プラスを得るための行動

・マイナスを避けるための行動

とってもわかりやすいですね。

 

じゃあどちらの力がより強いのかというと、
それは後者の方です。

なぜなら、これがまさに人間の生存本能だからです。
危険だと感じたらすぐさま逃げる。だからすぐに行動できる。

人間は何かを失う恐怖を極端に嫌う傾向があり、
得をするよりも損をしたくないと感じるようです。

 

その不安や恐怖を回避したいと思う心理を
利用するマーケティング手法があります。
これはインスタグラムやTikTokでよく見られます。

例えば、
「これやらなかったら損する⚪︎ ⚪︎」
「後悔したオプション5選」
…など

人々の「嫌だ」を利用して、それをパワーに変える
とても強力なやり方です。

 

SNSでキャッチーなフレーズになるだけでなく、
皆さんの日々の行動にも出ることはあるかと思います。

転職とかも、ポジティブな理由だけで転職する人って果たしてこの世にどれくらいいるんでしょうか?
十分な給料がもらえていて、成長できる環境、恵まれた人間関係…
という職場からあえて離れるような人は本当にいるのでしょうか。

先行きが不安定で、なんとかしないと…という思いが
行動につながっているのだと思います。

 

引くに引けない状況にする
背水の陣というような
力を出さざるを得ない状況を作るのが有効なのかな、と思います。

 

 

ただし、このやり方は取り扱い注意です。

 

常にストレスを感じてしまうため、身体に悪い影響を及ぼします。

また、例に挙げたSNSの投稿では、
ユーザーとの信頼関係を築くことが難しいです。

 

 

多用しすぎず、節度を持ちながら使い、
あくまでも会社を知ってもらうための
手段の一つであることを忘れずに、
ユーザーに寄り添った戦略で展開することが重要です。

まあ、動機はどうあれ、結局行動することが大切な時もあります。
強すぎる薬は毒にもなりますので、匙加減はほどほどに。

 

今月も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

砂古

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