○○のアップデート
みなさん、こんにちは!
ラストコンパスの笹川です。
先日、映画を見てきました。
「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」という映画。
第二次世界大戦末期の特攻隊員と現代の女子高生が恋に落ちる恋愛&戦争映画です。
映画館と言えば、Netflixやアマゾンプライムなどのサブスクの台頭やコロナで、売上を大きく落とした業界の1つです(2020年度で全盛期の半分の業界売上1700億規模に縮小)。そもそも190ある業界のうち映画業界は下から数えた方が早いほど、業界自体が小さいため小規模映画館はだいぶ厳しい状況にあると思います。
私が学生の頃は、デートといえば映画館!的なイメージがありましたが、いまの学生はどうなのでしょうか。当日チケットも簡単に取れたので、館内はガラガラかなと思いつつ到着すると、意外なほど人にあふれていました。
「映画館もまだまだ元気なんだ!」とびっくりしましたが、その秘密はシアタールームにありました。以前は、同じような座席が並べられているだけでしたが、最近では「座席から音がでる立体音響シート」や「ソファーシート」「カップルシート」「寝そべりながら見れるVIPシート」等、様々な種類の座席があり、より楽しめるようになっていました。
また、「4DX」や「imax」という上映形態をご存じでしょうか。これは、座席に対して振動やミスト、熱風などの演出がありテーマパークのように体感型で映画を楽しめるようになっています。
2年ぶりくらいで映画館に行きましたが、何事も状況に応じてアップデートすることで顧客を惹きつけられるという事を学びました。映画業界は今年の業界売り上げで3000億を見込んでおり、コロナ前の水準にV字回復見込みとなっています。
さて、今回は「アップデート」というテーマで、住宅営業の初回接客について記載します。
初回接客で行うこととしては、
・事前準備
・会社紹介
・自己紹介
・商品紹介
・家づくりの流れ、等があります。
この内、「事前準備」については顧客ごとにアップデートが特に必要な分野ではないでしょうか。提案資料は顧客の問い合わせ内容にあう内容にしたり、施工事例は最新の写真に差し替えたり、最近だと建築コストについて不安な方も多いですのでその内容をいれたりすることは必要かと思います。
また、資料以外の部分で、競合分析や顧客のSNSチェック、建築予定地の市場調査、現住所の町の様子、平均家賃額、土地情報等の下調べも、できれば毎回行えば情報がアップデートされた状態で接客できるので理想かと思います。
例えば現住所付近の情報としては、いま人気のカフェや商業施設等のローカルトークは一気に距離が縮まるきっかけとなると思います。
他社の営業マンよりも「アップデート」に時間をかけることで契約率が向上する。
それでは失礼します。
笹川
「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら」公式ページ