和而不同(わじふどう)
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
ラストコンパスの秋岡です。
タイトルに書いた四字熟語
「和而不同(わじふどう)」という言葉をご存じでしょうか。
この言葉は「論語」の一節に書かれています。
意味としては、
協調性をもっているが、付和雷同しないという意味です。
ここでいう協調性(和)とは、
自分の意見をしっかりと持っていた上で、周囲と協力することができることを指します。
これに対して付和雷同(同)とは、
自分を持たずに周囲の意見にただ同調することを指します。
「和」と「同」の違いは、そこに主体性や考えがあるのかないのかです。
<住宅セールスにおける「和」と「同」>
住宅セールスにおいても、「和」なのか「同」なのかで大きく結果は異なります。
例えば、
お客様が南向きの土地に対して、南側に大きな窓が欲しいと要望があったとします。
何も考えがなければ、「はい!わかりました!」と返答し、
実際のプランに大きな掃き出し窓をつけて提案すると思います。
しかし、もしあなたが南側の土地に、南側の大きな窓を設けることのデメリットを知っていたとしたらどうでしょうか。
南側に大きな窓を設けることによって、お客様が欲しかったことが光や風だとした時、
実際どれだけの時間、カーテンや窓を開けていられるでしょうか。
カーテンや窓を開けると光と風が入ってくると同時に、
人の視線も入ってきます。
そうなると、実際に暮らしてみれば、
ほとんど開けることがない「飾りのような窓」になってしまう。
このことを知っても、お客様に対して、
南側に大きな窓をつけたいと言われたからつける人もいるかと思います。
これが「同」のセールススタイルです。
私達が提供している住宅「SIMPLE NOTE」では、そういったセールスはしません。
お客様の意見をしっかりとお伺いし、上記に書いたデメリットをお伝えします。
その上で、南側に大きな窓を設けず光と風を取り入れる別の方法をご提案しています。
御用聞きの営業ではなく、建築のプロとして、
「和」を持ってお客様に接することはセールスにおける差別化になります。
その方法に関して、より詳しく知りたい方は、
ぜひ、弊社が開催している「SIMPLE NOTE」説明会にお越しください。