IOI(アイオーアイ)理論
大久保です。
先日、シンプルノートの実践研修にて
セミナー運営研修を実施致しました。
セミナーの設営・運営・アポイントまでの流れを
実践的に訓練するための研修でしたが、
アポイントを取る。という1つの要素を切り取ったときに、
自分なりの美学や哲学があるかと思います。
その中で、1つだけ今回この場を借りてご紹介させて
頂きたいのですが、、
IOI(アイオーアイ)という言葉をご存知でしょうか?
これは「Indication Of Interest 」の頭文字を取って作られた造語なんですが、
直訳すると「興味の兆し」ということになりますが、
実は、有名なナンパ師がナンパを確実に成功させるために
作られた造語なのです。(笑)
これは、見知らぬ異性に声を掛けたとして、
仮にまんざらでもない場合や、こちらに少しでも興味を持ってるときにだけ
相手から発せられる「シグナル」のようなものです。
例えば、出会ってすぐのタイミングで「何歳?」や「仕事何してる?」など
相手からこちらのパーソナルな情報を聞くための質問を投げかけられた場合、
ナンパの成功率が格段に上がるらしいのです。
と・・
これを「アポイント」を取る
ということに置換していけば、
良い「IOI」をキャッチすれば
失敗を恐れることなくアポイントを打診することが出来ます。
「この家って本当に明るいんですか?」
「この家っていくらくらいするんですか?」
など、
上記の質問は
そもそも「その家」に興味がないと出ないような質問ということが
分かります。
いわゆる相手が興味のシグナルを発信しているのに
なぜかアポイントが取れない・・。
というのは、それまでの”流れ”に問題がある可能性が高いと
言えます。
良いIOIがキャッチ出来れば、次にテストクロージングで相手の言質を抑えて、
アポイントを打診するという
「IOI」→「テスクロ」→「アポ打診」という
このホップ・ステップ・ジャンプの三段方式で
格段にアポイントが成功する確率が上がるかと思います・・
ただの理屈でしょ?
と思うかもしれませんが、理屈を訓練して成功体験に変えるのが、
実践研修「スクラム」の醍醐味ですので、いち早く成功体験を
積むことが成果への一番の近道だと
個人的に思っています。